01/28 まるチャンの「何だ、これ!?」 (105)
ケン並み?
今までの『ボクの出てきた記事』一覧だよ。
やあ、ボク、まるだよ! ワン!!
みんな、元気? ボク、とても元気だよ。
この前ね、[マイナビ ニュース]の根岸達朗さんっていう人が
書いた、面白い記事、見つけたの。
それ、[間違って覚えていた漢字の読み方]…っていうんだ。
ここで転載させてもらうから、一緒に見てみようね?
「間違って覚えていた漢字の読み方」
(マイナビニュース - 01月23日 17:10)
恥ずかしさにもいろいろな種類がありますが、漢字の
読み間違いによる恥ずかしさって、ほかとは比べ物に
ならない何か特別なものであるような気がしてなりま
せん。 何であんなに恥ずかしいんでしょうね……。
マイナビニュース読者に「間違って覚えていた漢字の
読み方」をアンケートしました。
■ 雰囲気 → ふいんき (正:ふんいき)
「変換できなくて、上司に相談したら笑われました」
(28歳/男性)
良かったですね、笑われるくらいで済んで。
ボクが "ふいんき" って打ち込んだら、"風陰気" に
なった…。 そうなると困るぞ、ワン。
■ 野沢菜 → やざわな (正:のざわな)
「大きな声で 『私、昔から "やざわな" 好きやねん!』。
思い切り、母に突っ込まれました」 (27歳/女性)
お母さんもそんなの食べさせたことあったかしらって
思ったかもしれません。
やだなワン!
温泉で有名なのは信州野沢だよ。 それにボク
の住んでいる東京には、世田谷野沢もあるんだ。
でも両方とも "のざわ" だよ?
世田谷には "やざわ川" もあるけど、これは
"谷沢川" なんだ。
■ 巻頭 → まきがしら (正:かんとう)
「漫画雑誌に 『巻頭カラー』 と書いてあるのを見て、
『マキガシラって誰?』と」 (25歳/女性)
マキガシラ先生の漫画、ちょっと読んでみたいかも。
"まきがしら" って、無いわけじゃないんだ。 でも、
それ、"巻頭釘" っていう、日本の伝統的な釘のこと
だよ (写真の右)。
これ、[和釘・古建築金物製造 火造りのうちやま
和釘の話]のお店のサイトにあったよ。
頭巻釘 (かしらまきくぎ) もあるぞ! どう違うんだ~?
■ 月極 → げっきょく (正:つきぎめ)
「駐車場でよく見かけるので、そういうチェーンの大企業が運営
してるのかと思ってた」
そんな会社があるとしたら、大丈夫かなって思ってしまいます。
なんだ? これ! 月の北極や南極のことか~?
でも、"月極" なんていういう言葉、本当は無いよね? "きめる"
を、勝手に当て字にしているだけなんじゃないかなー。
検索したらね、[駐車場業界最大手企業の "月極グループ"]
っていうの、あるにはあったな。 でもね、他のはレンタカー会社
だったよー…。 みんな "車関係" だな~。
こういう "極端" な当て字は "極力" 避けて、今からでも廃止
するべきなんじゃないかな~。 "極論" だけど。
■ 生物解凍 → いきものかいとう (正:なまものかいとう)
「電子レンジに書いてあったのを読んで……彼氏にバカに
されました」 (28歳/女性)
何かちょっと怖いのでやめてほしいです。
昔どこかで、「ネコを…」…なんていう、酷い話、聞いたぞ!
やだなー……。
……もう、咬まないからさ~、可愛がってね? maru…、
ボクのこと…。 おいしくないよ、ボク、食べても……。
■ 松明 → まつあけ (正:たいまつ)
「陸上の松野明美選手の略語だと思ってた。 まつあけ……」
(32歳/男性)
間違い方が斬新すぎます。
聖火リレーには、ピッタリなんじゃないかなー?
以下は、[Sooda!(ソーダ)]にあった、質問と回答だよ。
松明はなぜこの漢字の並びなのでしょうか? 読み方逆に
感じますが。 何故なのか知りたくなってしまいました。
語源としては、タキマツ(焚松)とタヒマツ(手火松)の二つの
説があって、いずれも油脂があって燃えやすい松の棒を束ねて
明かりに用いたことで共通しています。 竹の束を使った明かり
も同様に今では松明と呼んでいます。
時代が移るにつれて、これらの音が変化してタイマツになった
というのですが、当て字の松の位置が逆になっているのは、
明かりとして用いる松の束自体が「明かり」そのものの意味を
持つようになってしまったため、松を使った明かりという名詞
「松明」がたいまつを表すようになったと考えられるようです。
■ 為替 → ためがえ (正:かわせ)
「郵便局員に失笑されました」 (28歳/女性)
笑われずにことが進んでもそれはそれで恥ずかしそうです。
"こえだめ" じゃないゾ~~。
「アッと驚く為五郎」っていうの、大昔、あったよ!
[語源由来辞典]には、こう書いてあるぞー、ワン。
【意味】 為替とは、手形や小切手などで金銭を決済する方法。
また、その手形などの総称。 遠隔地に直接現金を送付する際
のリスクを避けるために行われる。
【為替の語源・由来】 為替は、現金と手形を交替させること
から、動詞「かわす(交わす)」の連用形が名詞化された語で、
中世には「かわし(かはし)」と言い、江戸時代に「かわせ
(かはせ)」と言うようになった。
漢字の「為替」は当て字だが、「かえる(替える)」と「する(為る)」
で、文字通り「替えることを行う」意味である。 為替の起源は、
鎌倉時代、遠隔地の年貢を取り立てる商人が代行した「かはし
(為替)」や「かへせん(替銭)」にあり、銭以外に米などもその対象
であった。 現在用いられるような為替手形の起源は、江戸時代、
商品経済の発展に伴ない、大坂を中心に取引が行われるように
なったものである。
■ 直火焼き → ちょっかやき (正:じかびやき)
「社会人になってから気付きました」(28歳/女性)
めちゃくちゃ熱そうです。
"ちょっか" だと、"直下地震" になっちゃうもんね…。
■ 破綻 → はじょう (正:はたん)
「カッコつけて後輩に説明していたので、後輩から指摘
されたときは本当に恥ずかしかったです」 (43歳/男性)
後輩さんとの関係が破綻しなかったことを祈ります。
訓読みだと "綻(ほころ)びる"。 「布が破れて中身が
顕われる」…ことを言うんだ。
「蕾が開いて花が咲き始める」のも、同じ漢字を使う
みたいだね?
こういうの、語源までは一々みんな知らないもんね…。
でも、"視覚的な知識" って言うより、経験や読書量が
関係してくるみたいだよ? ワン。
"入水(じゅすい) 自殺" や "牛(ぎっ) 車" なんて、現代では
あまり使われないもんねー。
それより、今でもよく使う言葉を、ちゃんと知っていた方
がいいよね?
国語の先生が、"○肉○食"…っていう問題を出したら、
"焼肉定食"!
"○飯提供業者" は "焼飯提供業者"…って書いた
学生さんもいたんだよ!? ワン!
これ、"弱肉強食"、"米飯提供業者" のことだよね?
決して間違いじゃないんだけどなー…。
昔いつかね、"じかくじさん" って言うから、何のこと
かと思ったの。 そしたらね、"自画(が) 自賛" のこと
だったんだ、ワン。
他にも、"ふくれきしょ" (履歴書) なんての、聞いた
こと、あるぞ。 何だ、これ。
それに、"けんなみ" って言った人もいたなー…。
これは "軒(のき) 並み" のこと。
"犬並み" じゃないゾー、ワン!
どう? おかしいの、あったかなー…。
もっと面白いのあったら、ボクにも教えてちょうだいね?
じゃあ、またね? ワン!