おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

今日は楽しい古文書講座

2013年09月25日 07時22分23秒 | 日記

定年後は毎日楽しいことをやって有意義に暮らそう・・・そう思って田舎暮らしを始めた。

これがなかなか難しい。

田舎にくると実に何にもない!

海の側だったら毎日釣りに行くだろうが、ここは山の中。渓流釣りに転向したけど、釣れるのはアブラメが殆どで山女魚はなかなか釣れない。そして山の中に入っていくので「ヘビ」(まむし)の恐怖感が付き纏うので安心して釣りに没頭できない

畑仕事は毎日の午前中の日課。仕事に汗を掻くことは気持ちがいいことで、農作業は好きなこと

今夏暑さが酷かったので、なかなか野菜のできが思うようにいかなかった特に葉っぱもの。
キャベツ、レタスを作ったけどキャベツは虫でレース状。レタスはとうとう結球しなかった

昨日、里芋を験し掘りしてみた。葉っぱだけは人の背に届きそうなくらい大きく成長しているのに、地中の実は「残念

単調な生活にリズムつけるために、村主催の生涯学習クラブに入った。

そのいろんなサークル活動で時々トレッキングしたり、月に1回「男の料理」、仲間と週1ウォークと月末の日曜日には3地区のウォーキングクラブの合同のウォーキング。これは歩くだけではなく中で皆でワイワイおしゃべりするのが楽しい

そして今年から始まった「古文書講座」にはまった。

学生時代を含めこんなに進んで予習復習をしたことあるだろうか?

地元の歴史家が書いた本と池波正太郎の「近藤勇白書」、女性史家で郷土出身の高群逸枝「娘巡礼記」の3冊を読んでいるも関連資料として読んでいる。

なにしろ多くの古文書にあたるしかない。何とかスラスラ読めるようになりたい。意欲バリバリで2週間に一度の古文書講座に通っている。さあ今日は2時からーしっかり予習して行こう・・・っと。

村の有線放送

2013年09月24日 07時13分42秒 | 日記


昨日、不思議な村の有線放送があった。お隣の高森町の○○というところの住人で何某さん77歳が午前1時から行方不明になっているという。放送は村内の公共放送で去年の豪雨時、避難勧告など伝える大切なもの。

この行方不明者は最近になって1年に2回ほどは放送される。

先日はこういう摩訶不思議な連絡もあった。これを何回も流されると不安になってくる。
村内のグリーンロード、俵山への上り口地蔵峠派入り口付近で午後11時、不審な車を見つけた村内の人が運転手に声を掛けたところ、突然森の中に逃げ出した」というもの。

この森をずーっと降りてくると我が家に至る。その晩は気色が悪くて、頑丈な竹の杖を2本用意。いつでも戦える体制を作った。寝る前には家の周りを懐中電灯を照らしながら警邏。

しかし、心中こんな疑問も起きた。森の中へ逃げたから犯罪?夜11時ごろ人の滅多に通らない場所に車を停めていたから犯罪?
これが指名手配中の重大犯罪人というならわかるのだが・・・

夜はたしかにここは人が通るところではない。いるのはイノシシか猿、鹿。

だからといってあたかも重罪人のように決めつけて警戒と捜索(見つけたら一報を!)というのは早計では?

ここの警察といっても派出所でか弱そうな若い警官家族が近所に住んでいるだけ。

その後、この人物見つかったらしいが詳しい事情は放送されないのでわからない。

昨日はこの連絡の後、緊急放送もあった。「ウィーン」という警報を鳴らして、その後>「○○の何某さん宅から火事です消防団はすぐ出動してください

小さな村ならではの有線放送。

「牧場から牛が脱走しました。付近の住民は用心して下さい。」こりゃまだないけどー
但しその脱走牛、我が家の庭に夜突然入り込んできた。阿蘇の赤牛でデカイのなんのって物凄い鼻息で庭を暫く徘徊して隣家に移っていった。

こういう時も村はのんびりしたもの。派出所に電話をしたら、「あっそうですか、役場に連絡しときます」で終り。見に来ることもない。その晩、付近一帯をうろうろしながら世を明かし、翌日持ち主が引き取りに来たという。

田舎暮らしとはこういうもの、あなたも田舎暮らし始めませんか?

「ハッケン伝」でのガレッジセール川田の活躍

2013年09月23日 15時32分28秒 | 日記


今一番楽しみに見ている番組が「仕事ハッケン伝」(NHK)

タレントが1週間、したことのない職業に就く。経験がないので叱られながら緊張で夜もよく眠れない毎日が続く。

その職場での上司の指令を果たすために工夫をし、練習を繰り返して何とか達成していく。その素人感がいいのだ。

先週はガレッジセールのどちらかというとおとなし目の方の川田が大きな魚屋に入った。

釣りに夢中になっていて魚を得意にしているから選んだ・・・?



しかし、趣味とプロの世界との違いは明らか

包丁を引く手技。カワハギのテク。鮮度の見分け方。そして客とのかけ引き。信頼関係の構築。・・・

これを上司から教え込まれていく。丁寧に厳しく優しく!教える上司といっても魚屋のおじさんなのだがこれが実にカッコいいのだ。
そして言葉がリアリティーを持ち、重くグサッと胸に届いてくる。久しぶりに言葉の豊かさ、力というものを感じた。

第一線で活躍しているモデルが左官職人の弟子に入った企画も良かった。

気が強いパリコレモデル泪を見せまいとして我慢するが自然落ちてくる水滴。

川田も最後の挨拶で号泣していたが気持ちがとてもよくわかった。

こういう番組がいいな。臨場感があって・・・新鮮で・・・

たもりの「いい友」もうダメ。刺身だった魚も今や腐りはじめている。

月夜の「ホテルカリフォルニア」

2013年09月22日 07時43分45秒 | 日記

我が家の庭のシュウメイ菊。

昨夜は村にある誇るべき野外コンサート場アスペクタでお月見コンサートが催された。主催は県内日本酒造醸業者である地元れいざん(山村酒造)、瑞鷹(ずいよう)、蓬莱(小国)の3社の共催になっているようで、入場料500円。それぞれ自慢の日本酒が1杯500円也で販売される。

この日は家の近くにある観音桜展望所で地区で主催するお月見の会も開かれる。迷ったがどうもアスペクタで知り合いの人がバンドで演奏♪するようなので、そっちにした。

広大な南外輪山の中腹傾斜地を開いて会場のアスペクタは作られている。以前はこうせつが毎年コンサートを開いていていたが、もう年だからと止めたらしい。

今はカントリーのコンサートが恒例になっている。

さてどれくらい集まっているのかと思ったら案の定、パラパラ・・・車は結構集まっていたので多いのかと思ったが関係者車両のようだった。

日本酒などの売店のテントは数多く出店している。ボンビーなので妻がお握りと漬物を持参してきたし、バッグにビールを用意してきた

さてコンサートーそうではないかと思っていた青年はやっぱり以前のど自慢大会に出てグランプリを取らせていただいた時の玉名市の主催者だった。かれが音楽をやることは知っていた。

のっけから大好きなイーグルスの「ホテルカリフォルニア」をやった

ピアノとベースとYさんのギターと歌。3人トリオだ。

家内と体を揺らし手を叩いて口ずさんだ。「べろべろべッチョ」(英語の歌詞ない言ってるのか分からないのでー)ホテルカリフォルニア♪と歌う。Yさんのギターが唸らせる。エレアコであのギターのサビをやった。カッケいーい

日本酒を2杯飲んで、いい気分になって帰宅。帰ってから妻は運転で飲めなかったのでまた飲み直した

ちゃーんと満月も見れたし、今年こんなに夜空をみるのは生まれて初めての事だ。ありがたいこと感謝。

携帯買うために10日並ぶヒト

2013年09月21日 07時24分21秒 | 日記

NHKに「出演」していた素人で新しいアイフォン?を買うために仕事を休んで10日前から購入のために並ぶ路上生活者になったという男。

時代なのかなあ・・・

携帯電話が日本人のいや世界中の生活必需品になってしまった。

昔「ポケベル」って機械があった。あれも不思議だった。数字を打ち込んで解読するというもの。数字の並びが暗号化して若い人はそれを簡単に覚えて公衆電話に数字を見事な速さで打ち込んでいた

そして携帯も最初は大きかった。

携帯を持ち始めて日本人の生活は大きく変わったか?

便利になって生活感覚が豊かになったか?

私は少しも豊かになったと思えない時間に拘束され、常に監視されているようで放り出してしまいたいという衝動に駆られる。

別に急ぐ必要のない要件でもすぐ連絡しないといけない!みたいな抑圧を感じる。

町に出ると歩いている女(女性差別ではない、若い女性が圧倒的に多い)の9割方はスマホを手にしている。

メールをしているのか、ゲームに興じているのか?

自転車のあの子も、あれ車運転しながら携帯の画面みている豪傑もいるぞ

文明の進歩に文化が追いつかない現象が起きている。文明とは「モノ」だ。文化と「ココロ」だ。

本当の先進文化国家になっているだろうか?

NHKも変わろうともがいている。しかし、流行に目を取られて不易なるものの=本質的な価値を見失ってはだめだ

「あまちゃん」が終わってしまう。
その受けた理由ってなんだろう?

先週の「仕事ハッケン伝」は芸人が魚屋に修行に出る話だったが感動した。魚屋のおじさん格好よかった

歳取った所為かどうも「不易」なるものに惹かれる。