おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

阿蘇は蒼穹が似合う

2013年09月05日 07時22分47秒 | 日記
どれだけ待ったことかー

青空、蒼穹という古い表現もある。蒼はあおいという意味、穹はそらの意味。

台風が世の一切の汚れを運び去った感じがしないでもない。内心の欲求でもあるのだが・・・

彼方此方でたいへんな豪雨をもたらした

友人の住む大垣では110mも降ったとかー去年の北部九州豪雨のわが村の雨量と同じだ

名古屋でも100ミリを超えたらしい。都市は完璧に人間の脳内イメージ=人工のもの。完全を求めているものの一面では脆弱なところを持つ。

人口が密集するので地所が「自ずから」ではなく人工物で覆われている。水の流れる下水道は完備されている筈だが一定量を超えた水量では溢れるしかない。一度溢れた水は行き場を失って人間にとって厄介をもたらす。

いちばん危険なのは地下街、地下鉄だろう。水は高きより低きに至る。

地球が病気にかかっているようだ。

昔はもっと台風が襲来していた。

温暖化による気圧配置に変化が生じたのか?

マスコミの話題は今、東京オリンピックに集中している。しかし、日本中を俯瞰すると狂騒は東京に限られているのではー

都知事を筆頭に税金を使って海外に飛び、熱演しているけれど、求める中心要素は経済。要は金なのだ!

この点、経済は地方にとって幾許かのオコボレはあるだろうが、「そんなの関係ネエそんなの関係ネエ

但し、東京であろうがなかろうがオリンピックのスポーツ競技には熱中するだろう。愛国者だから

難題がある。原発事故の影響だ。

近代工業国で原発を選択したところは同じ危険性を共有している筈なのにー目先の利益に目前のチェルノブイリに目を閉ざした結果がもたらした「業」=因果応報なのだけど。

批判している国だっていつそうなるか分からない。100年後かもしれないが明日かもしれないのだ。

避けては通れない現代の闇。しかし「発展」、開発とはみんなこの闇に遮蔽を施した。水俣も遡ると足尾だってー

水俣の海に平穏が戻った。しかし、百間港の先明神崎から見渡せる海の底にはビニールシートが敷き詰められている。これも水銀=「闇」を被っているだけなのだ。これは解決といえるのか?

さあ「あまちゃん」の時間だ。