おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

村の有線放送

2013年09月24日 07時13分42秒 | 日記


昨日、不思議な村の有線放送があった。お隣の高森町の○○というところの住人で何某さん77歳が午前1時から行方不明になっているという。放送は村内の公共放送で去年の豪雨時、避難勧告など伝える大切なもの。

この行方不明者は最近になって1年に2回ほどは放送される。

先日はこういう摩訶不思議な連絡もあった。これを何回も流されると不安になってくる。
村内のグリーンロード、俵山への上り口地蔵峠派入り口付近で午後11時、不審な車を見つけた村内の人が運転手に声を掛けたところ、突然森の中に逃げ出した」というもの。

この森をずーっと降りてくると我が家に至る。その晩は気色が悪くて、頑丈な竹の杖を2本用意。いつでも戦える体制を作った。寝る前には家の周りを懐中電灯を照らしながら警邏。

しかし、心中こんな疑問も起きた。森の中へ逃げたから犯罪?夜11時ごろ人の滅多に通らない場所に車を停めていたから犯罪?
これが指名手配中の重大犯罪人というならわかるのだが・・・

夜はたしかにここは人が通るところではない。いるのはイノシシか猿、鹿。

だからといってあたかも重罪人のように決めつけて警戒と捜索(見つけたら一報を!)というのは早計では?

ここの警察といっても派出所でか弱そうな若い警官家族が近所に住んでいるだけ。

その後、この人物見つかったらしいが詳しい事情は放送されないのでわからない。

昨日はこの連絡の後、緊急放送もあった。「ウィーン」という警報を鳴らして、その後>「○○の何某さん宅から火事です消防団はすぐ出動してください

小さな村ならではの有線放送。

「牧場から牛が脱走しました。付近の住民は用心して下さい。」こりゃまだないけどー
但しその脱走牛、我が家の庭に夜突然入り込んできた。阿蘇の赤牛でデカイのなんのって物凄い鼻息で庭を暫く徘徊して隣家に移っていった。

こういう時も村はのんびりしたもの。派出所に電話をしたら、「あっそうですか、役場に連絡しときます」で終り。見に来ることもない。その晩、付近一帯をうろうろしながら世を明かし、翌日持ち主が引き取りに来たという。

田舎暮らしとはこういうもの、あなたも田舎暮らし始めませんか?