今夜は中秋の名月
昨晩もほぼ満月状態で月明かりが一晩中森羅万象を照らしだした。
天体ってよく知らない。
きっと星を見て、古来人は様々に想像力を働かせてロマンを抱いたのだろうけれども、私の場合宇宙の神秘を考える時、その悠久の歴史が、広大無辺の宇宙の気の遠くなるような広さ、その「果て」を考えるとどこか恐怖を覚えたのだ。
もし太陽が燃え尽きたら地球の住む我々は一時だって生きていけない。
別の星への移住といっても70億の人間が一人残さず移住できるはずはない。そこには選ばれるための血みどろの争いが起こるだろう。
先日ロケットが飛んでいった。延期されるという事態もあったが、期待に違えなかった日本の宇宙工学の力が示された。
しかし、これも大気圏外にロケット=人工衛星を飛ばす試みはどんなに人間生活有用性=価値があるといっても、宇宙からみると人間が宇宙空間に勝手にゴミを飛ばしているようなもの。
人の目で見ることができないから、意外に「他所事」だけど、使用できなくなったロケットはそのまま地球の周りを飛び続ける。廃棄されるといっても廃品回収車はここまで飛んでこない
自然豊かな田舎の森を歩くと人間の愚かさがよく分かる。見えないからと食べた弁当の殻を捨てていたり、悪質なのは車や電化製品などの巨大な廃棄物が山間の谷間に捨てられていること。
このことと一緒にする訳にはいくまいが人工衛星の「その後」処理をしっかり考えておくべきだ。何らかの原因で大気圏内に突入して地球に激突ということはないのか?
宇宙だけに話が「飛んだ」が、お月様の姿はかぐや姫の時代と一つも変わっていないだろう。熊本では熊本城の天守閣の上に輝く満月の姿をテレビで映し出していた。
村では明晩、2箇所でお月見会が催される。「観音桜公園」、アスペクタ、どちらも入場料を取る。月を観るのにお金を取るのってなんか変?{/m_0152/
いつまでも空が青く、澄んで寄るには星星が瞬き、月が青く照り渡る日常であってほしい。