どよ〜ん

「気持ちいいねぇ〜」
空を見上げて。
絵画教室に参加。

モチーフは深めの器にスプーンを入れて。
それに教室にある透明ガラス瓶を組んで。

他にも被ってきた帽子　人形
木村拓哉さんの似顔絵に挑戦する人　
など様々。


そうこうしてたら
「読み終えた本　誰が次読みませんか」
と声がかかり　それなら1冊貸して。

並んでる３冊どれも「老い」について
の本のよう。
手前にある本を借りたら
「老いの福袋」　樋口恵子著

樋口さんが８８歳の時買いた本のよう。
貸してくれた人も同じお年。
声をかけて貰ったので借りてきた。
少し先を行く先輩の発言ですから頭に
入れておかなくちゃと。

明るく書かれてるけれど　どよ〜ん。



そのうち本を貸してくれた彼女が
「何かの時に覚えといて！」
と前置きし　スマホを私の前に。
スマホ画面の　押すと繋がる息子さんと
娘さんの名前を指して
「私が急に体調変化したら　このボタンを
推して娘に連絡して！
スマホはカバンに入れてるから」
と。

前回の教室で会長さんから
「体調変化があった時に連絡が付く人を
決め　分かるようにしておいて下さい」
とお話があり　それに応えたよう。

高齢化がこの教室も進み　笑って済まさ
れない事に。
そんな事が起こらず　みんなで楽しく
描いたりお喋りしたりの時間が持てます
ように。


ドアの向こうに誰か立ってる。
どうぞ〜と声かけしたら　入会希望の人
が見学に。
スケッチブックの1枚と鉛筆　消しゴムを
お渡しして　みんなで描きましょうと
勧めたらすんなりと。

９５　９６歳の先輩が引退されたばかり。
新しく興味を持った人の入会を切に願うよ。