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2017ツール・ド・フランス閉幕

2017-08-01 | スポーツ
7月1日ドイツ・デュッセルドルフで開幕した今年のツールは7月23日フランス・パリ・シャンゼリゼをゴールした。
今年は主にフランス東部をメインに5つの山岳コースを走った。

序盤から各チームのエース級の選手がリタイア、失格などでレースから去った。
まず、第1ステージ個人TTではアレハンドロ・バルベルデ選手(モビスター)が雨による落車による骨折でリタイア。
第4ステージではゴール・スプリントで他の選手を肘で倒したということで失格となったペテル・サガン選手(ボーラ)。
第5ステージでは肘で倒されたマーク・カヴェンディッシュ選手(ディメンションデータ)がスタートを切れなかった。
第9ステージではマイヨジョーヌを着たゲラント・トーマス選手(スカイ)と落車したリッチー・ポート選手(BMC)。
第17ステージではすでに今ツールで5勝していたマルセル・キッテル選手(クイックステップ)。
とまあこんな具合だ。

興味は、過去3度個人総合優勝しているクリストファー・フルーム選手(スカイ)の4度目の優勝を誰が阻止するか。
フルーム選手は第5ステージからマイヨ・ジョーヌを着たが、第12・13ステージでは一旦ファビオ・アル選手に一時譲った。
しかし第14ステージで再度フルーム選手がマイヨ・ジョーヌを着てからは最後まで譲らず、4度目の個人総合優勝を決めた。
個人総合2位にはリゴベルト・ウラン選手(キャノンデール)、3位にはロメン・バルデ選手(AG2R)。

各賞は…
ポイント賞はマイケル・マシューズ選手(チームサンウェブ)、
山岳賞はワレン・バルギル選手(チームサンウェブ)、
新人賞はサイモン・イェーツ選手(オリカ・スコット)。

期待のアルベルト・コンタドール選手(トレック)、ナイロ・キンタナ選手(モビスター)はそれぞれ個人総合9位と12位に沈んだ。
特にキンタナ選手には今年も失望した。全く見せ場を作ることができず今年もフルーム選手を打ち負かすことができなかった。

ただ今年は地元フランス人選手の活躍が目立った。個人総合2位のバルデ選手をはじめステージ優勝も複数獲得した。
このツールで引退表明しているトマ・ボクレール選手、長い間TVで楽しませてくれました。
また新城幸也選手は7度目の完走。立派なもんだ!!!
わずか10年前に日本人選手がここまでやるとはだれが思っただろう。

来年はフルーム選手は5度目の個人総合を狙うだろうが、誰かが阻めるのだろうか。
有力選手の移籍などもあるだろう。
今年はスカパーが全ステージ・スタートからゴールまでの完全中継だったのにチームスカイが強すぎてある意味つまらかった。
来年は面白いレース展開を期待したいですね。