日記のブログ

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毎日新聞より

2010年07月06日 08時10分47秒 | Weblog
ゆうパック遅配:準備おろそか、「見切り統合」 マニュアル到着遅れ、訓練1回
 <追跡>

 集配の遅れが続いている日本郵政グループの郵便事業会社の宅配便「ゆうパック」をめぐる問題で、ゆうパックとペリカン便の統合に伴う業務マニュアルが現場の一部に届いたのは直前の6月半ば以降だったことが5日、分かった。宅配便の遅れは同日現在で32万個に増え、郵便事業会社は社員の「不慣れ」を強調するが、「準備不足」を指摘する声が強まっている。

 郵便事業会社の東京都内の支店に勤める男性社員が、ペリカン便と統合後のゆうパックの作業手順を書いた140ページにわたるマニュアルを受け取ったのは統合直前の6月半ばだった。「訓練も1回だけ。わずか2週間で習得するのは無理。押し切った経営陣が現場に責任を転嫁するのはおかしい」。男性はぶちまけた。都内の別の集配拠点の社員によると、マニュアルが届いたのは6月下旬だ。

 郵便事業会社は集配拠点で混乱が続いていると強調する。だが、拠点から荷物が配送され、各戸に届ける支店でも混乱していると男性は指摘。「荷物の受領書などを発行する支店内の新システムは、7月1日の新サービス開始まで動かず、触れることもなかった」

 混乱は1日以降も続く。ゆうパックでは従来、着払いで客から受け取った料金は、配達員が午前中にいったん支店に戻って精算してきたが、7月から、1日の最後に支店に戻った際に精算するペリカン便方式に変更。戻った配達員で支店がごった返す事態となった。

 郵便事業会社が統合を急いだ背景には、財務上の理由がある。08年に日本通運と共同出資で「JPエクスプレス(JPEX)」を設立、日通はペリカン便を先行移管した。ゆうパックも09年10月に移管されるはずだったが、総務省がゆうパック移管後の郵便事業会社の収益を懸念し認可を見送った。結局、ペリカン便をゆうパックが吸収する形で事業統合は完了。統合を急いだのはJPEXが月50億~60億円の赤字をたれ流してきたためで、取扱個数を増やし黒字化させることが最重要課題だったためだ。

 7月統合が決まったのは昨年12月にさかのぼる。ある郵便事業会社幹部は「繁忙期の統合に異論を唱える声もあった」と明かす。当時は年賀状の繁忙期で「意見する余裕が現場になかったのだろう」とみるが、その後も判断変更の余地はなかったのか--。

 配達の遅れは、早期統合という経営課題を最優先させた結果、起こったとも映る。だが、鍋倉真一社長は4日の会見で「いろんな研修や予行演習は行ったが、やや不慣れの人間が多かった」と現場の責任を強調。拠点での混乱が明白となった2日の時点で「土日の対応で正常化できる」(鍋倉社長)と判断したが、結果的に「経営側の準備不足と甘い見通しによる見切り発車」(都内の支店に勤める社員)の感は否めない。

 集配拠点の作業手順の検討を始めたのも4月。都内の集配拠点に勤める男性社員は残業に疲れきった様子で、「マニュアルを完ぺきに理解している人間はいないのでは。混乱は当たり前だ」と語った。【望月麻紀、永井大介】



たまたまお中元の時期にゆうパックの集配の遅れが発生したのはタイミングが悪いです。ゆうパックとペリカン便の統合は…


2010 FIFAワールドカップ日本代表帰国会見

2010年07月01日 19時39分53秒 | Weblog














日本代表が帰国会見…岡田監督「もう1試合」sanspo.com
2010.7.1 18:44

サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場した日本代表の岡田武史監督(53)や選手らが1日午後5時すぎ、関西国際空港(関空)着の航空機で帰国した。関空内のホテルで会見に臨んだ岡田監督は「我々の予定より早い帰国になったことを残念に思います。選手たちにもう1試合やらせてあげたかった」とコメントした。

続けて岡田監督は「素晴らしいチームだった。出ている選手も、出ていない選手も、出場チームが勝つために何をするか考えて動いてくれた。自分の中では1、2を争う素晴らしいチームだった。誇りに思います。このチームを信じて応援し続けてくれた人たちの思いは伝わった。心より感謝いたします。我々のワールドカップは終わってしまったけど、選手たちは前に進まなければいけない。一緒に仕事することはもうないかもしれないけど、応援したい。彼らをあたたかい目で見守ってやってほしい」と総括した。

 主将としてチームをまとめたGK川口能活(34)=磐田=は「このチームでもう少し試合をしたかったのですが、ベスト16止まりとなってしまいました。選手みんなは100%の力を出して戦ってきました。このチームで活動することはないですが、チームに戻って、みんなが飛躍していかなければならないと思う」と力強く話した。

 4試合でゲームキャプテンを務めたMF長谷部誠(26)=ウォルフスブルク=は「今回、ゲームキャプテンという大役をやって、こんな名ばかりのキャプテンはいないと自分では思っています。経験ある選手がチームを支えてくれて本当にチームワークのある素晴らしいチームでした」とチームワークの良さを強調した。

 選手たちが到着ゲートから出てきたのは午後5時ごろ。約30分後、そろいのジャケット、ネクタイ姿で、カートを押して次々に姿を見せた。到着ロビーで待っていたのは大勢のサポーターは「ありがとう」「お疲れさま」と選手たちに次々に声がかかりニッポンコールも巻き起こった。

 日本は自国開催を除くW杯で初めて1次リーグを突破して16強入りした。8強を狙ったパラグアイ戦では惜しくもPK戦で敗れ、初のベスト8進出は逃した。