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後から大きな波、50年前津波と同傾向…気象庁

2010年02月28日 18時22分53秒 | Weblog
気象庁の関田康雄地震津波監視課長は28日午後4時45分から、同庁で記者会見を開き、今回のチリ沖地震に伴う津波について、「最初に小さい津波が到達した後に大きな津波が到達しており、50年前のチリ地震津波と同様の傾向が見られる」として、全国で142人の死者・行方不明者を出した1960年のチリ地震による津波と傾向が似ていることを指摘した。

 また、「第一波が小さいからと安心せず、海岸に近づかないよう、引き続き警戒をお願いしたい」と改めて注意を呼び掛けた。

 同庁によると、同日午後4時5分現在、岩手県の久慈港で1メートル20センチ、北海道根室市、仙台市の仙台港で90センチの津波が観測されている。同庁ではこれらの数値はあくまで潮位の観測点の数値で、地形によっては今後も更に高い津波が起きる可能性があるとして警戒を呼びかけている。

(2010年2月28日17時05分 読売新聞)

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