地震：北海道で震度５弱 浦河で津波２０センチ観測－－十勝沖Ｍ７．０

北海道で震度５弱　浦河で津波２０センチ観測


１１日午前９時２１分ごろ、北海道十勝沖を震源とする地震があり、新冠町や新ひだか町、浦幌町、大樹町で震度５弱を観測した。札幌管区気象台によると、震源の深さは約２０キロ、地震の規模を示すマグニチュード（Ｍ）は７・０と推定される。この地震で、浦河町浦河港で２０センチ、広尾町十勝港、根室市花咲港で１０センチの津波が観測された。

　札幌管区気象台によると、今回の地震は十勝沖の太平洋プレートと陸側のプレートの境界面がずれたために発生。震源地付近では、０３年に死者・行方不明者２人が出た十勝沖地震（Ｍ８・０）、０５年には釧路沖地震（Ｍ６・４）が起きており、同じ発生メカニズムとみられる。今後、数日内に最大で震度４程度の余震が起きる可能性があるという。

　また、緊急地震速報は、午前９時２１分１３秒に発令された。十勝、日高、釧路の各管内を対象に最大震度を４～５弱と予測。各地方に揺れが到達する１～３０秒前だったという。

　主な各地の震度は次の通り。

　震度５弱＝新冠町、新ひだか町、浦幌町、大樹町▽震度４＝南幌町、長沼町、厚真町、むかわ町、浦河町、様似町、えりも町▽震度３＝石狩市、札幌市、千歳市、苫小牧市、青森市、青森県つがる市、むつ市、盛岡市

　◇官邸に情報連絡室
　政府は１１日午前９時２４分、北海道十勝沖が震源の地震発生を受け、首相官邸に情報連絡室を設置した。


地震が発生し、津波が観測された9－10時頃は学校に居まして何事もありませんでしたが、実際には異変がありました。
現在は何も報道されていませんが、被災地の皆様は今後も気をつけてください。