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久間章生防衛相が辞任 後継に小池大臣

2007年07月03日 19時36分38秒 | Weblog
 久間章生防衛相は三日午後、首相官邸で安倍晋三首相と会談し、米国の原爆投下を「しょうがない」と発言した問題の責任を取って辞任する意向を伝え、首相も了承した。首相は久間氏に対する野党側の罷免要求には応じない意向を示していたが、公明党の浜四津敏子代表代行が久間氏の自発的辞任を求めるなど与党幹部からも進退問題を問う声が高まったため、参院選への影響を考慮して辞任はやむを得ないと判断した。

 久間氏は会談で「やはり(被爆地)長崎の皆さんに迷惑をかけて、一つのけじめをつけなければいけない。私自身が辞任する」と述べた。

 安倍内閣の閣僚辞任は、昨年末に事務所経費の不適切な経理を理由に佐田玄一郎行革担当相が辞任して以来、二人目。十二日の参院選公示を目前に控え、閣僚の失言による辞任は、年金記録不備問題などで支持率急落にあえぐ安倍政権に大きな打撃となった。

 久間氏の発言をめぐっては、浜四津氏が三日午前、「自身の身の処し方を賢明に判断してほしい」と記者団に述べ、久間氏の自発的辞任を求めた。

 同日午前の閣議後の記者会見でも、各閣僚から「どんなことがあっても(原爆を)容認する発言は許されない」(冬柴鉄三国土交通相)などの厳しい意見が相次いでいた。

 一方、民主、共産、社民、国民新の野党各党は同日午後、久間氏の罷免を首相に求める予定だった。久間氏は野党側から罷免要求を突きつけられる前に自発的な辞任に踏み切ったとみられる。

 久間氏は六月三十日の千葉県柏市での講演で、米国の広島、長崎への原子爆弾投下が日本の無条件降伏につながり、ソ連の北海道侵略・占領を防いだと指摘し「(原爆で)本当に無数の人が悲惨な目に遭ったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今しょうがないなと思っている」と述べた。
〈北海道新聞〉


このニュースについて、街頭では号外が配られていました。大阪駅御堂筋口で号外紙が配られていました。驚きを隠せませんでした。

突然のことで騒然とします。