今日もボルト締めの旧スーパーヘッドをバラして色々確認していたんだけど、
午後を丸々使ってカムが回らない原因を突き止めていてやっと分かった。
先ずこのスパへは前期のバルブがショートの物だからQさんから強化バルブのショートを買ったんだけど、
それが悪かったみたいで今まではE.F.Gのロングバルブがこのヘッドに装着されていたみたい。
何でこんな事されてたかと言うとほとんどが私の憶測なんだけど、
前期のショートバルブが販売終了になってしまった時に、
ロングバルブと後期のバルブスプリングの組み合わせと専用リテーナーを使い、
前期のスパへにロングバルブを使えるようにした、
ショートバルブの欠品対策ではないかって事。
実際に長さを測ってみたらショートバルブは約680ミリ、
ロングバルブは約690ミリで1ミリの違いでしかないんだけど、
こんな僅かな差の違いでスプリングが縮み切ってしまったり、
正確な部品を取り付ければ大丈夫だったりと、
旧スパへと旧スペクラマニアのQさんがいなかったら、
私なら代用のバルブスプリングとか取り付けていたかもしれない。
ただ今ではQさんがバルブの強化品を販売しているから、
正規のバルブ周りの部品があれば簡単に強化出来てしまうので、
販売が終了したとしても強化品が無くならなければどうにかなるみたい。
しかし今日だけで何回バルブスプリングを交換した事か。
ただ原因が分かったからまたこのスーパーヘッドを安心して使っていただけるんだから、
それはそれで良かったかなぁ、と思う。
そしてこのスパへのエンジンはまた部品待ちになったので明日は別のエンジンを製作する予定で、
GPXに5速を組むか他のエンジンを開けるかになるかな。
そして強化テンショナーが品切れになってしまいエンジンを作れないため、
再販時期を聞くために電話してみても良いし、
前に販売されてたGPX125のヘッドのみの販売をお願いしてみても良いかもね。