3日目(最終日)は天草に行きました。
ホテルの“くまモン”のシャトルバスで熊本駅まで行き、
熊本駅から産交バスの“快速あまくさ号”で天草五橋へ向います。
国道57号線で途中、有明海の対岸に長崎県の雲仙普賢岳が見えてきました。
1号橋から4号橋までを渡り終えてすぐの「前島」バス停でバスを降り、
乗船場所 (シークルーズ) へ向かいます。
天草は大小120あまりの島々が点在し、その一部が雲仙天草国立公園に指定されるほど
風光明媚な景勝地です。特に三角町から上天草市松島までの国道266号線沿いの
全長約15Kmは特に景観が美しく通称 「天草パールライン」 と呼ばれています。
そこに架けられている五つの橋 「天草五橋」 と松島周辺のリアス式海岸の
多島海が作り出す風景はまさに絶景です。 天草五橋クルージングでは天草松島の
2号橋~5号橋を中心とした海域を約30分の行程で駆け巡って行きます。 (パンフより)
ここから船に乗りこみます。 左奥に見えるのは4号橋 (前島橋)です。
5号橋 (松島橋)
2号橋 (大矢野橋)
天草は真珠の養殖が盛んなので、橋で結ばれた島を真珠のネックレスに見立て
別名、パールラインとも呼ばれています。
『天草五橋クルーズ』 を楽しんだ後は“ホテル竜宮”で、海を眺めながら温泉に入れるのですが、
あいにく女性用のお風呂は清掃中とのことで、主人だけ入ってきました。
海の幸満載の昼食・海鮮丼を頂きました。
国道57号を走って熊本駅に帰る途中です。朝に比べて潮がかなり引いています。
有明海の南東部、熊本市に隣接する宇土市の緑川河口一帯の海岸線を
「御輿来(おこしき)海岸」と呼び、その海岸に現れる「有明海砂干潟」は
日本最大の干潟で、長さは約10km、干満の差は6mにも達します。
潮が引いた海岸の砂地には風と波による美しい曲線美の砂紋が現れます。
有明海は干満の差が日本一で「日本の渚百選」・「日本の夕日百選」に選定される景勝地です。
日の入り時には波のような幾重もの水の曲線模様が、夕日に染まるので
とても美しい光景になるそうです。
自然のアートに魅せられて走るバスの車窓から何枚も撮ってしまいました。
雲仙普賢岳をバックに遠くの方に人の姿が見えます。
秋でもムツゴロウがいるのでしょうか?
日本全国の干潟のうち、約40%がこの有明海に集中しているそうです。
干満の差と波によって海岸の砂が三日月状になり、
一年に数度、干潮と夕日が重なると幻想的な風景となり、カメラマンに大人気の
撮影場所になるそうです。 見てみたい衝動にかられながら熊本駅に到着。
そして、新幹線「さくら」で帰りました。