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マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

伊勢街道 2

2024-10-10 | 

先日の伊勢街道ドライブ散策の続きです。

先日行ったところまで、幹線道路を使って行って、

そこからのスタートです。

細いぐねぐね道は、松阪の市街地に入ると、広い真っ直ぐな道へと変わり、

道の両側にはゆったりとした歩道があり、料理屋やホテルや銀行や、

いろいろな商店の新しいビルが並び、旧街道の趣はありません。

そして、大半の個人商店はシャッターが下りていました。

松阪も他の地方都市の例に漏れず、買い物客は幹線道路の広い駐車場のあるホームセンターや

イオンモールなどに集中しているようで寂しいです。

松阪城址の近くには武家長屋が、

また町中には本居宣長の屋敷や、豪商(三井)など松阪の名士らの跡地や旧宅などが丁寧に保存され一部公開されています。

でも、私たちは寄り道せずに、あっという間に通り過ぎ、また細いぐねぐね道へ。

細いぐねぐね道が大好きですが、問題は写真を撮りたいところを見つけても、

昔ながらの街道は道幅が狭くて駐車できないのです。

行ったり来たりして、空き家の前などに何とかスペースを見つけて車を止める、ということを繰り返します。

それも出来ず、撮影を断念、ということも多いのです。

人がいない所を撮影していますが、ここは普通に生活道路なのです。

昔の道がなぜ『ぐねぐね道』かというと、

人が長距離を歩く時は、まっすぐの道を歩き続けるのはとても疲れるのだそうです。

向こうまで見晴らすことが出来ないことで、歩き続けることが出来る、

少しづつ景色が変わることで、歩みを止めずに次へと進むことが出来る、

そうだよなーと思います。

この蔵の間を通り抜けると、田や畑が広がり、踏切りがありました。

人と自転車専用!

街道沿いはずーっと途切れなく家が並んでいますが、裏側は、田や畑だったんだ!

と、ちょっとびっくり。

 

松阪市市場庄の家々は「妻入り」が多く、

格子戸の会を作って、格子戸を保存し、家の前に屋号の札をぶらさげています。

「ぞうりや」「かごへい」などいろいろ面白い屋号がありました。

(伊勢地方では、注連縄は一年間かけたままで、お正月に新しいのに取替えます。)

私は助手席で「わ~すごい」とか「あれ見て見て、面白!」とか「きれい!」とか「いい所やな~」などと言い、

車は通り過ぎていきます。

↓ 元は米屋の倉庫のようです。

そんなこんなで、暗くなってきたので

この日は三渡川の畔、旧初瀬街道と交わる所(いがごえ追分)で終了、

約3時間余りのドライブでした。

次回はここから出発になります。

 

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近所の彼岸花

2024-10-08 | 自然

彼岸花が、田の縁に、水路の斜面に、庭の隅に、道の脇に、あっちにもこっちにも。

緑の中で、ひときわ目立っています。

白い彼岸花と赤い彼岸花、祠の右には山神さま、

右端の木には注連縄が付けられ、道切りになっています。

(道切=道の向かい側にも山神さまが祀られて、注連縄がかけられている)

正面のこんもりした森は神社です。

神社の中には、もちろん山神さまも、近くには水神さまも祀られていました。

祖父母や両親は曼殊沙華(まんじゅしゃげ)と呼んでいたな・・・

 

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2024-10-07 | 自然

今にも雨が降りそうな空模様ですが、

ゴミ出しついでに近所を一回り。

この辺りでは昔ながらの乳母車が今も活躍しています。

赤ちゃんではなく、農具や野菜が入っています。

 

柿が不作なのは我家だけのようです。

やはり、草刈りや肥料など、手入れが出来ていないことが一番の原因のようです・・・ガックリ・・・

 

 

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実り

2024-10-05 | 自然

今年、我家の柿の木は、とてもたくさん実をつけて、

大いに期待していたのですが、

赤くなる寸前に全て落ちてしまい、

甘柿も、吊るし柿用の渋柿も、収穫できませんでした。

猛暑のせいかな?それとも何かほかに原因があるのでしょうか?

他の地域ではどうなのでしょう?

他の木の実はどうでしょうか?

山の獣は冬眠の準備が出来るでしょうか?

 

笹藪と、常緑の木々の中で、しかも斜面に立っている柿の木があります。

この柿の木だけはなぜか例年どうり、赤くなってきました。

毎年ほんの少しだけ実をつけます。甘くて美味しい柿なのですが、

足場が悪くて採るのが難しい。

見ていたら、蝶(コミスジ)がやってきました。

蝶が飛び去った後に、

今度はメジロがやってきました。

 

キュウリの支柱を片付けていたら、枯葉の間から

黄色くなったウリのようなキュウリがゴロンと現れました。

夏の間、キュウリだけは穫れ続けて、漬物にサラダに、毎日よく食べました。

キュウリの季節は終わりました。

 

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久しぶりの刺繍

2024-10-02 | 手づくり

グラスに挿したコスモスを見ていたら、刺繡をしたくなりました。

花屋さんに並んでいる花と違い

大きさも、形も、色も、不揃いでとても面白い。

布の上に、消えるサインペンで簡単にスケッチして、

花を見ながら、糸を選んで早速開始。

どんどん姿を変えていくので、ノンビリできません。

夕食前後に少しづつ刺して、3日で一応終了ということに。

 

 

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雑草の小さな花

2024-10-01 | 自然

草むらに眼を近づけると

雑草たちにも小さな花がいっぱい。

花とは思えないような花も多い。

大抵すぐに結実し、すごい量の種を様々な方法でばら撒いて枯れていく。

空気中には途方もないほどたくさんの花粉や種が舞っているらしい。

秋の草の花粉は、春の杉や檜のように遠くへは飛散しないけれど、

我家のガラス窓などに付いたり、あちこちにこびりつく埃や汚れの正体のひとつでもあるのだろう。

オオアレチノギク

ヨモギ

キツネノマゴ

エノコログサ

オヒシバ

ヌスビトハギ(花が咲いたと思ったら、厄介なくっつきむしがもうできている)

↑ 赤紫蘇、花はピンク  ↓ 青紫蘇 花は白

青シソの実を採って佃煮にしました。

甘すぎた・・・

まだまだシソはいっぱい生えている。再度挑戦の予定です。

 

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