図書館でふと目にとまったアマゾン紀行を読んでいます。
子どもの頃、あこがれの地はずっとアマゾンでした。
コロンビア、ペルー、エクアドル、ブラジル…いくつもの国々にまたがるアマゾン流域、
アマゾンの探検記や冒険談を飽きずに読み、探検家を夢見ていました。
不思議な花、奇妙な虫、巨大な魚、向こう岸が見えない大河、
鳥や獣の叫び声、深い深い森、、、
でも、
小さな虫たちの途方もなくすさまじい襲撃や蛇の種類と数の多さに、
私自身がアマゾンに行くのは無理と早くに悟りました。
毒をもつ動植物があんなに多いのはなぜでしょう。
それらが物見遊山などの侵入を阻んでいるのは幸いです。
今でも、アマゾン紀行や探検記を開けば、
ドキドキわくわく、子どもの時と同じ気持ちで読んでいるのに気付きます。
小さな虫も大きな獣も魚も鳥も草も木も川も風も雨も一体となり、
アマゾンという一つの生命体として鼓動し、息をしている、と感じます。
しかしアマゾンは未開の地ではなく、
ヨーロッパからやってきた人たちに見えなかっただけで、
かつてはアマゾンの流域には小さな集落がたくさんあり、
今よりずっと多くの人が暮らしていたそうです。
高温多湿、激しい水流の変動、そして獣や虫たちの活動が、
人の暮らしの痕跡を消してしまいます。
国境はもちろん、歴史も文明も呑み込んで流れるアマゾンのすごさです。
(高い山の上に築かれたマチュピチュなどは残りました。遥か下に流れるのはアマゾンの支流だそうです。)
写真はブラジル土産のピラルク(アロワナ科)の巨大な鱗です。

大きさの比較のためにCDケースの上に5円玉と並べて置きました。
現地では靴べらや爪磨きに利用するそうです。
子どもの頃、あこがれの地はずっとアマゾンでした。
コロンビア、ペルー、エクアドル、ブラジル…いくつもの国々にまたがるアマゾン流域、
アマゾンの探検記や冒険談を飽きずに読み、探検家を夢見ていました。
不思議な花、奇妙な虫、巨大な魚、向こう岸が見えない大河、
鳥や獣の叫び声、深い深い森、、、
でも、
小さな虫たちの途方もなくすさまじい襲撃や蛇の種類と数の多さに、
私自身がアマゾンに行くのは無理と早くに悟りました。
毒をもつ動植物があんなに多いのはなぜでしょう。
それらが物見遊山などの侵入を阻んでいるのは幸いです。
今でも、アマゾン紀行や探検記を開けば、
ドキドキわくわく、子どもの時と同じ気持ちで読んでいるのに気付きます。
小さな虫も大きな獣も魚も鳥も草も木も川も風も雨も一体となり、
アマゾンという一つの生命体として鼓動し、息をしている、と感じます。
しかしアマゾンは未開の地ではなく、
ヨーロッパからやってきた人たちに見えなかっただけで、
かつてはアマゾンの流域には小さな集落がたくさんあり、
今よりずっと多くの人が暮らしていたそうです。
高温多湿、激しい水流の変動、そして獣や虫たちの活動が、
人の暮らしの痕跡を消してしまいます。
国境はもちろん、歴史も文明も呑み込んで流れるアマゾンのすごさです。
(高い山の上に築かれたマチュピチュなどは残りました。遥か下に流れるのはアマゾンの支流だそうです。)
写真はブラジル土産のピラルク(アロワナ科)の巨大な鱗です。

大きさの比較のためにCDケースの上に5円玉と並べて置きました。
現地では靴べらや爪磨きに利用するそうです。