マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

ちょっと珍しい蜘蛛、ワスレナグモ

2022-05-26 | クモ・蜘蛛

見慣れないものは嫌われることが多いようです。

毒は無い、害はない、と分かっていても「なんとなく恐い」とか「気持ちが悪い」とか・・・

そんな感覚も、「知る」ことで随分と変わるものだな・・・と実感しています。

とは言え、苦手なものは苦手、クモ嫌いの人ごめんなさい・・・

 

私自身、庭で土を掘り返して「ちょっと珍しいクモ」を見つけて喜んでいる、

というような「おばあさん」になるなんて、想像もしていませんでした。

 

 クモの名は、ジグモの仲間の「ワスレナグモ」!!!

少し前迄は、専門家にその場で教えて貰う、というような機会が無ければ判らなかった虫の名も、

ネットのおかげで、かなりのところまで分かるようになりました。

さらに、ネットで写真を送って専門家に同定してもらう、というようなことも出来るようになり、ありがたいです。

 

ワスレナグモは、環境省の準絶滅危惧種になっています。

どんな生きものも命の重さは同じと思いますが、

少ないと言われると、大事にしたい、と思ってしまいます。

 

この蜘蛛はわりに明るく開けた草地などに巣穴を掘って、

その上を通りかかった、ダンゴムシやアリや小さな虫を捕らえているのだそうです。

 

ジグモによく似ています。

ジグモは木の幹や石などに細長い巣をつくりますが、

自分で地面にワスレナグモのような穴は掘らないのだそうです。

 

夫は子どもの頃、友達とジグモを獲って、闘わせて遊んだそうです。

牙を使って激しく争うのだそうです。

 下の写真はジグモの巣とジグモ

ジグモはこの紐のような巣の中の下の方にいるのですが、

この細長い薄い膜の上に、小さな虫がやってくると、

膜ごと掴んで引き込むのだそうです。

もちろん膜は破れます。

面白いなー。

ワスレナグモとの見た目の違いは、足の太さ、かな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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