マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

やっとわかった!木の名前

2021-01-22 | 自然
実の付き方が奇妙で、ずっと気になっていましたが、
やっと「ミミズバイ・蚯蚓灰」という名前だということが判りました。
変な名前です。

ウキペディアによれば、シイやカシなどと同様に照葉樹林帯(日本では主に西日本)を構成する重要な木の一つらしいです。
照葉樹林帯では、人の手が入らずに、自然にまかせて放置し、遷移が進めば、
やがては常緑広葉樹が生い茂る暗い森になってしまうそうです。
かつて、里の村が山を利用していた時は、様々な雑木が育っていました。
京都の東山は、木を伐りすぎて、江戸時代には「はげ山」になったそうですが、
そこに、松が生え、マツタケが育ち、たくさん穫れたそうです。

ミミズバイは伊勢地方ではトクラベと呼ばれ、 
伊勢神宮ではトクラベの葉をお供物を供える際に下敷きにするそうです。
葉を土器の大きさに合わせて切り、野菜や果物、海草、白米などをのせ、魚や鶏の生肉などには多数の葉を敷き詰めるそうです。
殺菌効果があると言われ食物が腐りにくいのだそうです。
そんな記述を読んで、へ~と感心しましたが、
小高木とは言え10メートルくらいになるそうで、ちょっと困る!



ミミズバイの名はハイノキ科で、
種子が蚯蚓の頭に似ているからだそうです?
似てるのかなー?



ハイノキ科の木は染色の際に、
この木の灰(アルミニウムが含まれている)を使うことによって色をしっかり定着させることが出来るのだそうです。
名を知って、この木を見る眼が少し変わりました。




コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 午後の散歩 | トップ | 雨の朝 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

自然」カテゴリの最新記事