マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

植物も動く(タケ・ガガイモ)

2024-02-07 | 自然

ほとんどのタケはいつ花を咲かせるか分からないので、

(モウソウチクは67年に一度花を咲かせると言われています。)

人工的に交配するとか品種改良するとか出来ず、

今も野性のままの姿、なのだそうです。

根が四方八方へ伸びてどんどん増えますが、すべて同じ遺伝子ということです。

(突然変異で新しい種・シュが生まれる可能性はあります)

↓ タケの根

↓ ガガイモの実の種。

植物には足が無いから動かないというのは、

動物である人間から見た短い時間の側面だけで、

植物の時間感覚で見れば、

タケもガガイモも動き回って、自分のテリトリーを広げ、

子孫を増やそうとしているわけで、

そして、それらの植物なしにすべての動物は生きることができない、

自然の雄大で緻密で複雑な仕組に圧倒されます。

ガガイモの綿毛は毛がとても細く長く、僅かの風で、高く舞い上がって行きます。

しかも、ガガイモはつる植物、高い所にのぼって行って、風を待ち、飛び立つのです!

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (花てぼ )
2024-02-07 22:28:24
いやー!
タケの根もガガイモの実の種も珍しいことばかりでした。辞書で見てみたらこれで「蘿藦」(ががいも)だそうですね。
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Unknown (マリヤンカ)
2024-02-08 09:58:17
花てぼ 様
おはようございます。
ガガイモはこちらに来て初めて知りました。
面白い実だなと思って調べてみると、

日本書紀や古事記に、スクナヒコナノミコトが、ガガイモの実の殻の舟に乗って海を越えてやって来て、
オオクニヌシノミコトと一緒に山や丘などを作って、また、ガガイモの舟に乗って去って行った・・・と書かれているそうです、なんてファンタスティック!と嬉しくなりました。

花は薄紫色で、地味ですが、良い香りです。
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