マリヤンカ mariyanka

日常のつれづれ、身の回りの自然や風景写真。音楽や映画や読書日記。手づくり作品の展示など。

山菜

2019-04-16 | 自然
スーパーでもタラノキ(楤木、桵木/ウコギ科)の芽のパックを見かけるようになりました。
でもどんな樹木なのか、どんな風にして採るのか知りませんでした。
この家に越してくるまでは!
裏庭のトゲのある、まっすぐな木が
どうやらタラノキだと知って、ああ、これがタラノキか、と・・・
トゲがなければ新芽どきは漆にそっくり!
ウルシの方の新芽は赤っぽいけれど、

(写真のタラノキの中心に2番目の芽が見えます、幹にはするどい短い棘があります。
棘の無い木もあるそうですが。)
スーパーなどに並んでいるものは、
2年目くらいの木(高さ2メートくらい)を10センチくらいに切って、
ハウス内で温度管理して、芽を出させるのだそうです。(ふかし栽培)
成長が早く、荒れ地でも育つ、生命力の強い木ならではの方法です。

天然のタラノキは今では少なくなってきているそうです。
一番の理由はタラノキの芽を採り過ぎてタラノキが減ってしまっているかららしいです。
2番目3番目のまでとってしまうと枯れてしまうのだそうです。
少なくなったタラノキ目指してたくさんの人が採りに行くので減るのは当然のことです。

それでも、散歩途中にタラノキに気付くようになりましたが、
みごとに新芽がもぎ取られています。
採られていないのは、取ることのできない場所にあるものだけ、
すごいもんだなーと驚いています。

山菜採りが好きな人はどうやら思いのほか多いようです。
そしていろいろ、たとえば種類や、芽の出る時期や、場所などに、
たいへん詳しいようです。
ワラビも早い者勝ち、でも若いものを少し採ってきました。

重曹を使って灰汁をとって、昨夜は天ぷらにしました、
カリッ、とろっ、そして少しほろ苦い、
山菜は天ぷらにすると間違いなく美味しいです。

庭のあちこちに、アマドコロ(ユリ科)がわんさか生えています。
これも新芽と根を天ぷらなどにして食べるとおいしいそうですが、
まだ試していません。

花を楽しもうかなと思っています。

アマドコロにもナルコユリ、チゴユリ、ホウチャクソウなどそっくりさんがたくさんあって、
見慣れないと判別は難しいようです。
園芸植物のスノードロップやスノーフレークも似ています

ネットと図鑑とで、
昔では考えられなかったくらいいろいろな動植物が誰でも調べられます。
それでもわからない気になるものがいっぱいあって、
それはそれでいいんだけど・・・

名前を知り、その地方での呼び名などもわかると、
一層親しみがわくのです。
やっぱり知りたいのです。










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