記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

「懐かしの遊園地展」パネル展示完了(8/16〜31・ソラリアパークサイドギャラリー)

2018年08月16日 08時35分46秒 | 福博まちの記憶

8月15日夜、ソラリアパークサイドギャラリーの展示を終えました。だざいふ遊園地の秋季特別展「懐かしの遊園地展」のプレ展示として、貴重な写真群を期間限定(8月16日〜8月31日)パネル展示しています。

今回、110周年イヤーの西日本鉄道アーカイブスと私の収集資料を中心に30枚ほどをパネル化しました。

かしいかえんをはじめ、岩田屋三越さんや到津の森公園久留島武彦記念館など各所にご協力いただき、かなりレアな写真とエピソードも一部ご紹介しています。

「日本のアンデルセン」久留島武彦と西鉄合併時の社長・村上巧児の逸話、到津遊園からだざいふえんに繋がる縁の一端をご紹介。

今はない遊園地や水族館のレア写真に加え、福岡で行われた歴代の博覧会に登場したアトラクションの変遷もご紹介!1910(明治43)年、天神に登場した最初のアトラクション「空中観覧車」など貴重写真もあります。ちなみに、観覧車は現在の警固公園に設置されました。今回のギャラリーがある場所には、展望閣(五重塔)があったそうです。

また、大正末期には同じ場所に18ホールのミニ・パークゴルフ場もあり、ソラリアプラザの建つ地は肥前堀の埋立地で、戦前には県立図書館があり、戦後は福岡スポーツセンターとなった場所です。

天神へお出掛けの際はぜひご覧ください。そして、9月後半に始まる本番の「懐かしの遊園地展」では、園内に様々な仕掛けをし、親子三世代、四世代で楽しめるような週末のイベントも続々仕込み中ですので、ぜひだざいふ遊園地にもお越しください。


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