
2025年3月16日&23日夜の大河ドラマ『べらぼう』で、吉原俄(にわか)が題材になって展開し歓喜♪
先日、ずっと探していた1970(昭和45)年冬の「民族芸能」にわか・茶番特集号を入手し、放送後にじっくりと眺めている。
この1970(昭和45)年は大阪万博が開催されて、全国の民俗芸能が万博会場で紹介・上演されたので全国各地に遺っていた俄(にわか)や風流など民俗芸能全般に脚光が当たった年だった。
この特集号は、吉原や大阪、博多のにわか等の詳細比較も興味深い。大阪のにわかは明治以降、曾我廼家芝居を経て”松竹新喜劇”へと進化。博多にわかは段物(長編)は廃れ、ひと口にわかは博多仁和加振興会で継承されている。
1970年時点では、プロとして活躍する博多にわか師も健在だったので、掲載されている写真も今となっては貴重だと思う。2025年の大阪万博では、伝統芸能などの発信は行わないんだろうか。その辺りの情報が、興味ある人に全く伝わって来ないのが”令和の万博”なんだろう。