goo blog サービス終了のお知らせ 

記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

1970年の大阪万博で脚光を浴びた俄(にわか)など民族芸能

2025年03月24日 00時41分18秒 | 演劇・音楽

2025年3月16日&23日夜の大河ドラマ『べらぼう』で、吉原俄(にわか)が題材になって展開し歓喜♪

先日、ずっと探していた1970(昭和45)年冬の「民族芸能」にわか・茶番特集号を入手し、放送後にじっくりと眺めている。

この1970(昭和45)年は大阪万博が開催されて、全国の民俗芸能が万博会場で紹介・上演されたので全国各地に遺っていた俄(にわか)や風流など民俗芸能全般に脚光が当たった年だった。

この特集号は、吉原や大阪、博多のにわか等の詳細比較も興味深い。大阪のにわかは明治以降、曾我廼家芝居を経て”松竹新喜劇”へと進化。博多にわかは段物(長編)は廃れ、ひと口にわかは博多仁和加振興会で継承されている。

1970年時点では、プロとして活躍する博多にわか師も健在だったので、掲載されている写真も今となっては貴重だと思う。2025年の大阪万博では、伝統芸能などの発信は行わないんだろうか。その辺りの情報が、興味ある人に全く伝わって来ないのが”令和の万博”なんだろう。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 三十周年のアクロス福岡で、... | トップ | アド街「大分日田編」吉田初... »
最新の画像もっと見る

演劇・音楽」カテゴリの最新記事