記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

朝ドラ「らんまん」で楽しむ印刷美術や内職・燐寸の歴史

2023年08月26日 10時40分33秒 | 演劇・音楽
2023年度上期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)らんまん。花好き、植物好きの人だけでなく、私のように「印刷美術」やデザイン史、鳥瞰図絵師・吉田初三郎を研究している者にとっても、時代考証に沿った演出が随所にあって目が離せない。7月21日には「燐寸(マッチ)ラベル貼り」の内職が登場して興奮した。 昔の燐寸(マッチ)箱は木製で、60歳代以上の方なら表面に広告やデザイン絵柄を印刷した紙を糊貼りしていたこ . . . 本文を読む

再開発で変わる須崎公園エリアの景観変化を記録する

2023年08月25日 21時24分30秒 | 福博まちの記憶
須崎公園に建設中の「福岡市拠点文化施設」外観が見えてきました。新しい施設の開館予定は2025(令和7)年春、60年前の1963年10月に完成した現在の市民会館の余命はあと少し…。 須崎公園の敷地、もともとは藩政時代はお台場や監獄があったそうで、1911(明治44)年に博多電気軌道(のちの西鉄福岡市内線循環線)が開通した頃まで監獄だったとか。当時の絵葉書にも写っています。その後、 . . . 本文を読む

天神大牟田線の夏景を撮り、路線史の一端に触れる

2023年08月25日 20時32分56秒 | 鉄道
7月の終わりから8月にかけて、時間があれば西鉄電車の夏景を撮影するのがここ10数年の習慣になっている。田園風景が広がる端間ー味坂間は定番の撮影スポットながら、新しい道路や橋の建設が進み景色は激変中。例年、麦の収穫が終わって田植えが行われる6月後半から7月初めにかけて、一帯は水鏡景が出現する。 今年は7月10日前後の豪雨被害の影響で苗が流されるなどで、7月下旬に出かけた際でも水鏡が随所に見られ . . . 本文を読む