先週の土曜日の番組だったので、今更ながらの感があるのですが、自分のためにも残しておきたくて・・・
『イタリアへ・・須賀敦子・静かなる魂の旅 最終章 ローマとナポリの果てに』
2006年から始まって毎年11月に放映されています。
第1話は観ていますが、残念ながら第2話は観ていません。
須賀さんは大好きな作家です。大好きなんて言えない、尊敬しているともいえない、恐れ多い感じがする方です。読んでいると背中を伸ばさなくてはならない気分になります。
須賀さんについては番組ホームページを読んでくださるとよくお分かりいただけます。 こちら
私が須賀さんの著書に始めて触れたのは、前のブログでも書きましたが、全くの偶然で、旅の案内書だとばかり思った『ヴェネツィアの宿』が初めてです。全く知らない方でしたので、自分の勘違いに感謝しました。それほど最初から惹かれるものがありました。
その後の外国旅行で、須賀さんの足跡をほんのわずかでも触れてみたいと思ったことがきっかけで訪れた場所があります。
ローマのパンテオン
須賀さんが書いているこの天井の丸窓からの光を是非見たいと思って訪れましたました・・・
ヴェネツィアのザッテレ河岸も須賀さんがよく書いていた場所なので、娘を強引に誘って連れて行ったものです。凡人の私にはごくありきたりのヴェネツィアの風景に見えました。
パリから行くシャルトルもそうです
奥の二つ塔がある建物が大聖堂
ステンドグラスの美しさに惹かれたこともありますが、須賀さんがパリの大学に留学していたときに、各国の大学生が歩いてこのシャルトルの大聖堂に巡礼の旅をします。そのときの文章が心に残っていたのです。
今はすっかり須賀さんの本から遠ざかっていますが、須賀敦子の名前は、気になっていつまでも私の心を惹きつけます。
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