まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

大人(たいじん)

2014-08-23 12:35:38 | くらし

遅刻友の話。

自宅にいるとほら、朝から晩までテレビに向かって怒る人としか話していないから、怒る人が「あ」と言えばすぐ「いうえお」まで読み取れて・・・つまらん!

それが佐渡に帰ると道行く人からなにから、なんだかんだといろいろな人に出会えてもろもろの話ができる、聞ける。面白い。
慣れたパソコンキーボードを打てるから、頭の中と手がそこそこ追いついて書きたいことがそれなりに書ける。はい。

 コエビソウ

で、遅刻友ご主人の話。
お盆だから二人して墓参りに行ったんだって。ここまでは、ま、普通よ。そうでなくちゃ。
二人してご主人の母上の前で手を合わせて。
と、やおら、ご主人がお墓の中の母上の声を真似して、
「○コ(遅刻友の名前ね)や、しかしか(ちゃんと、とか、きちんとという意味)やってくれえや」
って言うんだや。だって。腹抱えて笑ったね。

「だからあなたのご主人好きよ」
私、心底そう思う。大人だと思う、いいねえ、そんなユーモア溢れる対応ができる人。尊敬する。

ま、遅刻友のあまりの整理下手、掃除嫌い、マイペースぶりに慣らされて「我慢のウン十年」の日々だったからね。それなりの対処の仕方も心得てきたのよ、と思わなくはないけれど。

 オニユリ

ずっと以前聞いた話。
遅刻友が旅行から帰って来たら、冷蔵庫が新しいのに代わっていたんだって。捨てた方が早いと思ったんだねえかとは友の弁。いやあ凄い、何の相談もなく留守中に冷蔵庫が・・・だなんて、ね。
そんなこともあったそうだけれど。

 ローズヒップ

春にドンデン山までアッシー君していただいたときに、春霞の新緑の山とヤマザクラのピンク色を見て、
「かすんどるのがまたいいっちゃな」
とボソッとつぶやいていて。ちょっと顔に似つかんね、なんて冷やかしたけれど、その感性もなかなかでして
と上から目線で。すてきな人だわとなったのです。

いやあ、その他のいろいろなエピソードをつなぎ合わせても、遅刻友ご主人は大人です。
そんじょそこらにはいません。そして、友はそれとなく惚気ています。そういうことです。

 

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2 コメント

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テレビに向かって怒る人 (佐渡んもん)
2014-08-25 08:35:58
 吾輩とおんなじ。どこも同じようで60過ぎると男に出る現象と思っとったが、リタイヤするとおそげーもんねーし自信もつくからそーなるんだろう。吾輩の場合、夜7時NНKニュース。女房から警戒される。
 ご主人とは行きの船で会ったが、既に悪い方へ出来上がっとって 一緒だとみば悪いので避けた。これでは横浜で飲むこともねー。
 それにしても、長年よー付き合うとるとその忍耐力に感心。とっくの昔に観念しとると思うが、これも自己責任、自業自得。けも、曽野綾子でないが「小さな親切 大きなお世話」よ、幸せなこと何にもわかっとらんで、ちゃらくらげーな事言うなっちゃ ろくなもんだねー が正しい。そうでもないと、説明つかん。
その通りです (mannmo)
2014-08-26 07:50:37
あれで、なかなかいいところもあるのですよ。
夫は「シカとされた」と言ってました。
ちなみに酒癖は悪くありません。すぐに寝てしまいますから。
横浜飲みは止めた方が賢明かも・・・

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