3月4月と私の3大不快病のひとつ「後鼻漏」の症状がひどくて。
後鼻漏は、過剰に分泌された鼻水がのどまで流れ落ちてくる症状が出るわけ。だから朝
起きた時のその不快感は半端じゃない。痰がいつまでも絡んで何度吐き出すことか。
もう、いやんなるなと叫ぶけれど、朝食が過ぎれば症状はほぼなくなるからまあまあと。
症状が気になり始めてから3つの耳鼻科受診。いずれも副鼻腔炎などの原因はないと、ただの
後鼻漏。3つ目の耳鼻科医師なんぞ「気にしないように」のまことに適切なアドバイス。
それができたら苦労はないというのよ。なにしろ暇だから自分の不快個所を掘り下げるわけ。
気にしまくっているの。ちなみに活動しているときは症状なし。
そんなこんなで数年その状態を続けていたが、今度だけは何とかしたいと漢方を試す気に
なったわけ。5月10日、よし、と薬局に予約取って救いを求めて勇んで出かけたわ。
まずは問診でいろいろと訊かれた。
「睡眠はどうです?」
寝付かれない、途中覚醒、早朝覚醒のオールキャストです。4時間眠れればラッキーです。
「疲れやだるさは?」はあ、もう大の仲良しです。毎日かったるいです。
「手術とかは」去年、粉瘤の手術をしました。
ってな調子で進んでいって問診は終わる。次に脈を取って、スマホで舌の状態の写真撮影。
「舌がちょっと黄色いですね」ですって。ちょっとと言われてもね、どの位か分からない。
数字で表すとレベル何くらいですかと迫る。
「うーん、レベル10のうちのレベル7くらいかな」それってちょっとじゃないわ。
舌に黄色い苔のようなものがついているということは、不要物を排出しにくい身体だという
ことらしい。粉瘤ができるのもそのひとつなんですって。そうか、と何となく納得。
で、「竜胆瀉肝湯 越婢加朮湯 加味逍遙散」を処方してくれてとりあえず3週間飲んだ。
飲んだと言ってもこれが飲みにくい。食前に薬を飲むなんて慣れてない、粉末、苦い、
3点セットで挫折しそうになること数回。そのたびに高い薬だからと言い聞かせて我慢。
効果は特に感じられないのよ。不眠も相変わらずだし、痰がでる回数も変化がないし、
でも痰が出やすくはなったかな、疲れやすさは減少した気がする、ってそのくらい。
2回目薬局訪問は金曜日の大雨の日。
1回目ほどていねいな問診はなく服用後の変化を訊いて、どれと手を取って脈を診る。
1回目よりは早いんですって、速足で歩いたばかりじゃなくてストレスが加わったかな、と。
また舌の写真を撮って。今回は写真を見せてくれる、あらあ1回目より明らかに舌がきれいだ。
黄色が取れてピンク色の舌、効果があったのかしら。嬉しくなって
「もう少し続けてみます」なんて言って、また3週間分の同じ薬をもらってきた。
そうはいっても3回目の薬局訪問はあるか。うん、挫折しそうな予感は十分にある。
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