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まい、ガーデン

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横浜美術館リニューアルオープン記念展『おかえり、ヨコハマ』

2025-05-05 08:17:59 | 展覧会

横浜美術館が2月にリニューアルオープンした。
が、そもそも私にとって、美術館はあくまでもグランモール公園の美術の広場の背景にしかすぎず
入館しようとは思っていなかった。あんまり好きな美術館じゃなかったの。
横浜市民の風上にも置けないわね、茅ヶ崎に出かけて横浜
知らんぷり。
だから入館したのはほんとに数回、おざなり。まったく。

リニューアルとしたといわれてもどこが違うのかしら、なんて・・・こまったもんだ。

今回の企画展『おかえり、ヨコハマ』は面白そう。と入館。グランドギャラリー(っていいのかしら)
あれ?以前とあまり変わりないように思えるのにこの解放感は何だ、素敵だ、とひとめ惚れ。
いいねえ、すっきりするねえ、と、ここに座ってぼんやり過ごして帰ろうかと思ったくらい。


石原友明 I.S.M


イサム・ノグチ 真夜中の太陽


ジョアン・ミロ 女の頭部


クレオス・オルデンバーグ 反転Q

こんな案内に従って展示室へ 紹介はざざっとです

まずは 「みなとが、ひらく前」 横浜でも出土していたんだ 驚いたわ

「みなとを、ひらけ」 開かれた港の風景が目を引く

横浜の画家といえば小学校教師をしていた片岡珠子さん 「飼育」

後の章は省略

松本竣介の市内の橋を描いたシリーズ<Y市の橋> 作品多数

 

横尾忠則 「黒いY字路11」

ポール・セザンヌ 「縞模様の服を着たセザンヌ夫人」

 
パブロ・ピカソ 「ひじかけ椅子で眠る女」

ルネ・マグリット 「王様の美術館」

ルネ・マグリット 「青春の泉」

 

奈良美智 「横浜の子どもたちへ」

浅井祐介 「八百万の森へ」

作品は紹介していないけれど、実は私がいちばん衝撃を受けたのは、
6章「あぶない、みなと」の写真数々。

見ながら胸がざわざわする。
写っている人たちは誰も表情がない、女性たちはもちろん愛児園の園児たちですら。
街の風景は荒んで生活をしている人々も。
うっすらとそんな歴史があることは知っていたつもりだったが、写真の訴える力は
生々しく突き刺さってくる。

正直、次の部屋に入って色彩のある絵を観た時はほっとしたわ。
それにしてもいい企画展だったなと。
横浜美術館、嫌っていないでまたおじゃまします、はい。

 

 

 

 

 

 


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