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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

『みちのくの仏像』展

2015-01-25 12:30:51 | くらし

JR東日本の新幹線列車内には車内誌「トランヴェール」が備えられている。
エッセイをはじめ、東日本エリア内観光地の案内その他諸々がほどよいページ数で
毎月の佐渡通いの折、車窓の景色が途絶えるトンネル内で愛読していた。

その時出会った1冊がこれ。
2006年の10月号 東北新幹線・岩手古寺巡礼 「仏像が語る歴史の道」

私、歴史には疎くかつあまり興味が持てない。が、冊子を開いたページの仏像を見て猛烈に心惹かれた。
真剣に、仏像を訪ねる旅ををしようか、と一時は考えたほどである。(あまりにも交通が不便なので断念)

そんなわけだから『みちのくの仏像』展があるとの情報を得てからというもの、もうもう楽しみに待ってた。
15日の佐渡行の寄り道。開催してから2日目、今にも雨が落ちそうな空模様でもいのいちばんに駆けつける。

 上野 国立博物館までの道だって期待に胸ふくらむ。ドキドキする。

チケット売り場に並んでいても、もうすぐ仏様たちに会えると思うと息が詰まってくる気がして開門が待ち遠しい。
入口まで走ったわ、先頭で観ようと思って。

 展覧会場入り口のこのポスター見たら(写真OK)もうだめよ。

正面にライトに照らされた天台寺の*聖観音菩薩立像 言葉も出ません、ため息のみ漏れる。

   

大きな一部屋に集められた26体の仏像。
1体1体じっくりゆっくり観るのふさわしい出展数で何回も仏様たちの周りをぐるぐる回って堪能した。

”宮城の双林寺 薬師如来坐像 福島の勝常寺 薬師如来坐像(国宝) 岩手の黒石寺の薬師如来坐像”
薬師如来三体も拝むことができるなんて、なんたる贅沢。
ますます安置してあるお寺で拝見したい思いが募って・・・

そうしたら、あれま、18日の日曜美術館で「みちのくの仏像 木に託した人々の祈り」が放映された。
(今晩再放送)
ともあれ、いちばんのお気に入り*聖観音菩薩立像をお持ち帰りして、朝に夕に手を合わせたら平安でいられるだろうな。
なんて。

国立博物館

http://michinoku2015.jp/highlight.html

 

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