杉浦日向子さんの言葉です。
日向子さんは「ちうくらいのほどよいしあわせ」と言っています。ちなみに日向子さんのちうくらいのほどよいしあわせは、
たたみいわしを肴に、熱燗を大ぶりのぐい呑みで呑むこと
夏に畳でごろごろしながら地図や船関係の本を見ているとき
だそうです、渋い!
私も今日は中くらいの(さすがにちうくらい、とは書けません)ほどよい幸せ感をたっぷり味わいました。
ヨガの教室でです。
12月とは思えないほどの暖かい1日でした。暖房もコートも要らないくらい。
先生ご自宅の縁側でのんびり足なぞもみほぐしながら、おしゃべり。
冬の日だまりで風もなく枯れている庭など眺めながら・・・
「そのうちブロック塀を壊して、目の前の田んぼを眺められるようにするつもり」だそうで。5月になると田んぼに水が入って、池みたいになるそうで。
「かあちゃんの実家があるところは加茂湖くらいの湖があるけど、水があると気持ちが違うよ。水はいい。」と。
かあちゃんは奥様のことで実家はアメリカにあります。
6畳二間を開け放し、ガラス戸を開け放し、ぼんやり差し込む光を浴びて4人でのんびり曲げたり伸ばしたりの1時間。
なーーーんも考えず、自分の身体だけに意識を集中して。
やっぱり昔からの日本家屋はいいなあなんて、天井眺めながら昔風障子を見ながら心地よい空間に浸っているこの時こそ、ほどよいしあわせというもので・・・
注)
写真は2枚とも先生のご自宅付近ではありませんが、風景も似ていませんが、こんな感じで、というところです。