1,2か月くらい前から夫は「どこか行きたいね」と言っていた。
「計画してくれるならどこでもついて行くよ」と生返事の私。
今まで全部私が計画して手配してきたのに、旅の終盤必ず四の五の言って不愉快にさせるから、
もう私はやらないと固く決心していたの。どうやらその決意が伝わったらしく、初めて夫が計画。
それが「天橋立」、股のぞきして帰ってくるんですって。ま、いっかと。
で、京都ー福知山と乗り継いで、最終地「天橋立」までは丹後鉄道に乗った。
すてきなロゴは㏋から拝借。

丹後鉄道?そんな鉄道があるんだなんて思う余裕もなく、券売機で乗車券と特急券購入、ホームに駆け込む。
待っていた列車
外観もかっこいいけれど内装がこれまた何とも言えず、旅気分を盛り上げてくれる。

木がふんだんに取り入れられたシート
窓枠だって

日除けだって 贅沢
帰りの車内放送で知ったのだけれど、リニューアルにあたってはJR九州の「ななつ星」などをデザインした
水戸岡鋭治氏が担当したそうな。㏋より
水戸岡鋭治氏
1947年岡山県生まれの水戸岡氏は、建築、鉄道車両、グラフィック、プロダクトなど様々なジャンルのデザインで活躍。中でもJR九州の駅舎と車両の斬新なデザインは、鉄道ファンの枠を越え話題に。イギリスの鉄道デザイン国際コンテストであるブルネル賞、「鉄道友の会」によるブルーリボン賞およびローレル賞、日本鉄道賞、グッドデザイン賞などを受賞されている。
翌日は「天橋立」駅から乗車。

来たのは、1両編成の普通列車

宮津で快速「あおまつ2号」に乗り換えて福知山まで こちらの車内も素敵

温泉入り口ではないの

モダンな柄のシートとカーテン どこぞで見たことあるような でもこちらが先よね
で、この電車が面白い。
福知山までずーーっと座席が後ろ向きに進んでいくの、どこかで進行方向に車体を変えるかと思ったけれど、
そのまま。車窓の景色は後ろには流れていかない。酔う人が出てこないのかしらね。
京都から天橋立までは時間がかかるけれど退屈しなかったわ。
ちなみにレストラン列車「くろまつ号」カフェ列車「あかまつ号」もあるそうで、がぜん乗ってみたくなったわ。