チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

来年のクリスマスプレゼント

2016年12月21日 | 日々のこと

小雨、22度、86%

 孫娘のクリスマスプレゼント、何にしようか?11月も半ばから考えます。真剣に考えます。できるだけ身に付けるものはお母さんの好みもあるからと、可愛いブーツは止めました。12月半ばを過ぎても決まりません。いくつかの候補の一つ、フクロウのぬいぐるみを送ったのは先週です。フクロウのぬいぐるみはお腹の中にパネトーネが入っています。昨晩、着いたと、ぬいぐるみを抱きしめている孫娘の様子を息子のお嫁さんが送ってくれました。孫娘、自分宛に郵便やさんが箱を届けてくれるのは初めてで、喜んで箱を開けています。

 2日前のことです。別の用事でレンクロフォードに出かけていました。目に付かないコーナーで見つけたのが、フォックスとライオンのパペットです。表情が可愛い。買ってすぐにスピードポストで送れば、まだクリスマスには間に合います。ところがこのパペット、手作りのキットでした。 真っ白な箱を開けると、 顔を入れたりネクタイをつけたり、綿を詰めたりして出来上がり。2日も座ればできるでしょうが、もう年の瀬の慌しい時期に入りました。来年のクリスマスプレゼントにすることにします。

 昨晩、息子のお嫁さんには、「明日、来年のクリスマスプレゼントを公表するね。」と伝えてあります。来年はフォックスがお腹に私が焼いたケーキを抱えて、届くはずです。

 クリスマスプレゼント、悩みます。来年はちょっと楽ができそうです。

 

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松ぼっくりのキノコ

2016年12月20日 | 日々のこと

曇り、19度、84%

 日本の家の玄関横には昔は姿のいい松がありました。植木屋さんが一番力を入れて手入れをする松です。ところが母はその手入れを怠りました。一事が万事、母はそういう人でした。姿の良い松は伸び放題に伸びて、まるで防風林の松のような大木になりました。そして、母が逝ったあとを追うように枯れました。夏だというのに、常緑樹の松の枯れた葉が高いところから降るように落ちました。主人はその枯れた松を残すと言います。枯れた木は家も枯れる事を意味しますから、切ってもらいました。

 切ってもらってもう3年が経ちますが、松がある側の家の北西は梅の木やら木が繁っているためにあまり草も生えず、帰ったら軽く竹箒で掃くぐらいです。先日戻った時は、流石に雑草は生えていませんでしたが落ち葉がいっぱいの庭でした。庭を掃きながら、片手にハサミを持って、植木屋さんの真似事で枝を払います。松の木の根っこの辺りに松ぼっくりと苔の緑が鮮やかに目に留まりました。 近づいてよく見ると、松ぼっくりに小さなキノコがついています。松ぼっくりに寄生している苔とキノコです。松の木が逝ってもう3年経つというのに、枯れた松の葉まで石についています。 当の松の切り株には、フィカスプミラがツタを這わしています。3年経っても残っていた松ぼっくりや松の葉、それに新しい命が寄り添ってキノコに苔、思わず笑いました。「お母様、まだ生きてますね。」庭の自然と共に暮らす日が近づいています。

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モモさん、それ、使い方違ってますよ。

2016年12月19日 | もも

晴れ、28度、81%

 外から帰ってきたら、行く前はクレートで寝ていたモモさん、あれ、隣のキャリーバックの上で寝ています。 「モモさん、それ、使い方が違いますよ。」

 しばらくして台所にいると背後で音がします。モモさん、前足でキャリーバックを潰してその上にきちんと座りました。「モモさん、さっきも言ったでしょう、使い方が違うんだってば。」 すると、このようにしらばっくれます。無理に寝ようとしますが、 うまく体が横になりません。仕方なく隣のクレートに移動しました。

 モモさん、午前中はこうしてクレートとキャリーバックを行ったり来たり。午後になるとお日様が当たる私のベットに上がります。そして夕方、夕飯の準備をしていると、 「そうそう、それでいいのよ。」正しいキャリバックの使い方をして、お散歩までまた一眠りです。のんびりと時間が過ぎていきます。

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モモさんと尿道炎

2016年12月18日 | もも

曇り、17度、74%

 我が家のモモさん、あとひと月で13歳を迎えます。大きな病気もせずにここまで来てくれました。モモさん、正真正銘の男の子です。

 先々週、私は日本に戻っていました。香港に帰る飛行機に乗るために空港に向かっていたのは先週の月曜日、主人からの電話を受けました。「モモが昨日から血尿を出しているので、病院に連れて行く。」聞けば血尿だけで食欲も元気もあるといいます。約1日、主人は私に言い出せなかったようです。

 心配ですが食欲があればまず大丈夫と家に向かいます。パグにありがちな結石かもしれません、何かに感染したのかもしれません。家のドアを開ければ元気にモモさん迎えてくれました。主人から獣医さんとの話を聞いてちょっとびっくりです。獣医さんの見立ては尿検査の結果をみないとわからないということでしたが、モモさん、大事な玉を2つ持っています。人間同様、前立腺肥大、前立腺腫瘍、膀胱腫瘍も考えられるといいます。主人は、手術するつもりだといいます。主人はパグたちが麻酔に弱いことをあまり認識していなのでしょうか、獣医さんは手術は簡単だと言ったそうです。もちろん、モモさんが来年には日本に帰ることも獣医さんはご存知です。モモさん注射を一本、火曜日の朝から飲むお薬をもらってきていました。まあ、尿検査の結果が出るのを待ちましょう。

 尿検査がの結果が出たのは火曜日の夕方、電話で簡単な報告を主人が受けました。まず腫瘍ではなく、感染症の血尿だそうです。尿検査の結果、尿のPHがやたらに高い、つまりアルカリに傾いているということでした。、尿道、膀胱の感染症になるとPHが上がるそうです。そこで、野菜、果物、お芋を与えないでくださいというアドバイスです。モモさん、毎日生野菜を食べます。もっと詳しく説明を聞くために、翌日私が病院に出向きました。

 火曜、水曜と私はモモさんの症状について調べます。私が戻ってきて以来、一度も血尿は出ません。感染症のダイエットについても調べました。病院では、前立腺の片方がやや腫れ気味なので今後も様子を見ることにすると言われます。このお歳です、人間と犬にしかない前立腺肥大は避けられないかもしれません。ただ、パグにありがちな結石は一つもないそうです。そして、野菜などをしばらく避けるようにと言って、ヒルズの缶フードを勧められました。前以て調べておいたのですが、この手のフードは尿を出すためにやや塩味がついているのだそうです。長い間続ければ腎臓に影響が出てくるのだとか。そこで次の尿検査までの7日分、7缶をもらって帰ってきました。

 私が戻って6日、モモさん血尿はありません。いただいたお薬は抗生物質、調べれば人間と同じ薬です。一粒が1日分ですが、最初は戻しました。モモさんにはきついのだと思います。そこで、今日から医師の指示に反して薬は止めることにします。尿道の感染症は繰り返すとも聞きますが、強い薬も困ります。

 モモさん、病院でしてもらった注射は果たして、抗生物質だったのか、ステロイドだったのか、あいにく主人は聞き忘れています。主人は気も動転するほど心配していました。注射だって、薬だってなんでもいいから治してくれという心境だったのだと思います。

 このヒルズの尿のPHを整える缶フード、中身の表示がありません。缶を開けるとグレービーのいい匂い、モモさん滅多に食べれない缶フードをいたくお気に召しています。そこで見出し写真です。「あ〜、おいしい。」

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昔、お料理を教えたことがありました。

2016年12月17日 | 日々のこと

晴れ、14度、71%

 今考えると恥ずかしいことですが、27年ほど前、香港に来てまだ2、3年の頃お料理を教えたことがありました。人からお料理を習ったこともない、母は家事もほとんどしない料理もしない、そんな私がお料理を教えたのです。自分から教えますと言ったわけではありません。洋風の料理を教えて欲しいと頼まれました。私より一回りも年上のお母様とそのお嬢さん、お嬢さんは香港のインターに通っていて丁度お料理に目覚めたそうです。それにしても「怖いもの知らず」とはこのこと、今思い出しても恥ずかしくなります。

 まだパソコンなんて普及していませんでした。ましてやプリンターなんてない、手書きの「MENU」と書かれたレシピが本の間からポロリと出てきました。スターター、メイン、デザートを一回分のセットにして教えていました。月に1回のレッスンです。7つの「MENU」があるところを見ると、7ヶ月続いたのだと思います。

 鶏を一羽使って作るがランティーヌやスズキのパイ包み、ハムのスフレなどがレシピを飾っています。狭い我が家のキッチンで3人で作るのですが、時間がかかるものは出来上がりを前日に作っておきました。午前中かかって、スターター、メイン、デザート時にはパンも「MENU」に入っています。デザートはレモン風味のアーモンドタルト、いちごのタルトレット、ライチのホワイトゼリー。クリスマスにはブッシュドノエルにクリスシュトレインまで作っています。6人分ほどの量を作りますから、お昼に試食して残ると持って帰っていただきました。

 私のような基礎のない者がよくこんな無謀なことをしたと思います。この経験は、未だに私の料理の中で大切な思いです。ちょうど同じ頃、11人の方のお昼を我が家で差し上げたことがあります。準備も調理もすべて一人でやりました。これもやはりいい経験をさせていただいたと思っています。

 こちらの母娘さんとは未だにお付き合いさせていただいています。お嬢さんはもう小学生になるお子さんもいます。これもまた私の香港生活の記念です。

 レシピの中のお肉料理、ずいぶん我が家のテーブルから遠ざかっています。孫娘はよく食べます。いよいよ、ビックなお肉料理が我が家に戻ってくる時が来たようです。思いがけなくポロリと落ちたレシピの束からこの20数年が蘇りました。

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アイアンキッチンフック

2016年12月16日 | 身の回りのもの

晴れ、13度、66%

 アイアンやワイヤーの小物に魅せられたのはもう20年以上前のことです。ヨーロッパでは古くからアイアンでできた看板を店の上に掲げています。ワイヤーも生活用具として使われています。生活用具でありながらその細やかな細工には目を見張るものが多くあります。ワイヤーもアイアンも蝋燭たてに始まり、アイロン台、フルーツバスケット、面白いところではフランス料理のエスカルゴを飼育するものまであります。

 私がこのキッチンに吊るして使うアイアンの丸いフックを見つけたのもその頃です。香港のセレクトショップ「ジョイス」がフラワーやリビング用品も扱っていました。概ねフランスからの輸入品でとてもいいお値段です。小さいものから少しづつ買いました。このフックを見つけたのは随分後になってのことです。 鶏が4羽います。

 このフックを買った当時は、今の家ではありませんでした。香港のマンション事情は日本のそれと違って、全くのコンクリートの箱です。壁も床も天井もコンクリート。日本のように木が使われていないので簡単に釘を打ったり画鋲を使ったりできません。ところがその家の台所にはドアを取り外した後がありました。そしてドアの木枠が残っていたのでそこに吊るしました。吊るしたからといって、鍋やパンをぶら下げたのではありませんが、高いところから吊るされているフックがアクセントになります。今の家に移って17年、このフックを吊るすためには天井にボルトを打たなくてはならないので、ずっと本棚の上に置いていました。

 日本の家の改築で天井板をどの部屋も外しました。台所も梁が見えています。内心しめしめと思います。頭の中はあのフックをこの梁に吊るすことでした。一足先に日本に返した荷物に入れてあったフックを先日吊るしてみました。台所のほぼど真ん中、アイランドキッチンの調理台の真上です。天井が高い分ガランとした台所にぽっつりとぶら下げてみました。梁の色とうまく調和してくれています。レードルやパンをぶら下げるつもりはありません。あくまでも飾りです。

 残りのアイアン、ワイヤーたちもひと月もすればこの家から日本に向けて送り出されます。水目桜の家具や土物の焼き物ばかりの日本の家の雰囲気が、変わっていくと思います。引っ越しは大仕事、でもその先は楽しみも待ってます。

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数少ない友人

2016年12月15日 | 日々のこと

曇り、17度、66%

 香港から出す郵便に今の住所を書き始めて17年、いよいよこの住所ともお別れが近づいてきました。そしてこの住所で受け取る郵便物もお終いになります。そんな思いを胸に郵便受けを覗きます。今年最初のクリスマスカードを見つけました。

 人見知り、人付き合いが上手でない私の友人の数はほんの少しです。もう直ぐ60歳になります。友人の数よりも、今までこんな私と付き合ってくださった少ない友人を大事にしたいと思います。昨年、年若い友人を亡くしました。数少ない友人の一人です。寂しく思っていると、その友人のご姉妹とお付き合いが始まりました。ご縁です。大事にと思います。

 郵便受けのクリスマスカードの送り主は、もう50年近い友人です。「50年といえば半世紀だわ。」と封を切りました。ヤドリギのカードです。50年のうち、お互いの海外生活もあり、子育て時代もあり、そしてこの歳でまた身近な友人となりました。何10年ぶりの再会の日、「お顔が分からないかもしれないよ。」と言う主人に「大丈夫よ。」と答えたものの主人の言う通り、初めは一瞬戸惑いました。でもその笑顔の奥には昔の面影が見えます。あれから数年、今では二人ともおばあちゃんです。

 アムステルダムで買った「ニゲラ」という花の種を彼女に送りました。翌年、その翌年も彼女の家の庭で花を咲かせてくれました。「今年も咲いたよ。」とメールをくれます。3年目には、「ニゲラ」の種が送られてきました。でも何分にも狭い我が家の出窓、そこで、上州の友人に頼んで花を咲かせてもらいました。この上州で咲いた「ニゲラ」の種が今、福岡の家で種蒔きを待っています。緑の指を持った友人に恵まれて、「ニゲラ」が福岡の家に咲く日も間近です。

 ここひと月は、お孫ちゃんのお世話で家を離れている友人です。私が福岡に帰る頃にはもう戻っているかな。カードの彼女の字を見ながら、無性に会いたくなりました。

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モモさん、LLBeanを着る。

2016年12月14日 | もも

曇り、21度、65%

 モモさんに若い友人からLLBeanのジャケットをいただきました。モモさんの日本に着いてからの冬装備です。香港に戻って、早速着せてみました。

 昨日の香港、気温26度です。嫌がるかなと心配でしたが、首とお腹をマジックテープで留めるタイプのジャケットをすんなり着てくれました。友人は一度モモさんに会ってくれていますが、サイズがぴったりなのにはびっくりです。彼女と生活を共にしてるのは日本犬の中でも大型犬です。モモさん、意外に見た目よりがっしりしています。うっかりすると小さいサイズを選んでしまいます。 意気揚々と家の中を歩くモモさんです。

 コージュロイの襟を倒すとネルのチェックの裏地です。背中にはモモさんの名前入り。着せてみてはたと気付きます。モモさんはずっとハーネスです。ハーネスはリーシュと背中で留めます。はてどうやってハーネスを巻こうかな?贈り主の友人にその話をすると、「真奈さん、モモさんの部屋着にしたら?」とおっしゃいます。「いえ、この服をみなさんに見せびらかしたいからダメよ。」と私。そんな訳で、いよいよモモさん、首輪をつけなくてはならなくなりました。首輪なら厚手の服でも大丈夫。主人に首輪の話をすると、「あのブルドックがよくしている鋲がついているのがいいね。」などとおっしゃいます。今日から私のお仕事は、モモさんの鋲付き首輪探しとなりました。

 モモさん、飛行機の中ではパグの豪ちゃんから頂いたシャツを着て乗り込みます。ゴルフバックなどを入れる貨物室です。しかも、上空の寒気の影響を受けます。地上だって成田の2月は寒いはず、降りたら早速このジャケットを着せるつもりです。みなさんのおかげでモモさんの旅支度、モモさんの日本生活の準備が進んでいます。このジャケットを香港の人にも見せびらかしたいのに、生憎まだまだ暖かな日が続きそうです。

 

 

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日本の家で初めてお菓子を焼きました。

2016年12月13日 | 日々のこと

雨、19度、77%

 日本の家にオーブンが入ってからもう2年が経ちます。ふた月に一度帰るたびに簡単なパンを焼いていました。そういっても、パン型もお菓子の型もありません。一番厄介なのは計りがないことです。まあ、主婦歴だけは長いので適当に目分量です。この家でパンやお菓子を焼くのはかなり夜遅く、日があるうちはフル回転しています。ですからワイン片手に目分量、いい加減なものです。

 今回、帰る前から新しいシフォン型を注文しておきました。手持ちのシフォン型は24センチ径、もう20年以上使っています。大きなシフォン型ですがあっとう間に食べあげます。でも、人様にシフォンケーキをプレゼントするには大きすぎます。そこで求めたのは17センチのシフォン型です。

 卵と粉とお砂糖、お水にオリーブオイルだけのシンプルなシフォンケーキ、決して膨張剤は入れません。日本の卵は卵の匂いがします。きめ細かい泡がプクプクと盛り上がってきました。目の細かいザルなどないのでボールより高いところから粉を振り入れます。 オーブンの中の様子が手に取るように見えます。型一杯に膨らんだ頃からお菓子の焼ける匂いです。シフォンケーキは潰れないようにオーブンから出すとすぐに逆さにして完全に冷まします。香港の家のシフォン型はそれ用に足が3本付いてます。この日本製の型は足無しなので、空いたワインの瓶に穴を突っ込んでそのまま休みました。

 翌朝、型から外します。 なかなかいい色に焼けています。型から外す時に出たクズを味見に食べてみます。うーん、あまり甘くない。ふかふかのきめ細かいケーキパンみたいです。これを薄紙に包んで、おそらくシフォンケーキは食べたことがないだろう義母に届けました。

 オーブンを使う度、家の匂いが私の家の匂いに変わり始めています。夜中のお菓子作りは朝一番の手土産に最適です。

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モモさんにいただいたプレゼントを持って帰ります。

2016年12月12日 | 日々のこと

晴れ、8度     福岡

 モモさんが初めて日本の地を踏むのは2月の初旬の予定です。一番寒い時期です。生まれてずっと暖かな香港で生活してきました。モモさんの故郷は香港です。そのモモさんを13歳という年齢で日本に連れて行きます。しかも飛行機に非常に弱い短頭犬です。

 暖かな香港ですからモモさんはほとんど洋服を持ちませんでした。サイズすら知らない私です。そこでパグの友人にサイズや買うお店を尋ねたところ、ご自分のパグさんの洋服をたくさん送ってくださいました。もう十分というくらいです。それでも、外に出る時のコートなどを探していました。恥ずかしい話、私に頂戴したネックウォーマーまでモモさんの防寒着に使おうと考えます。

 一昨日、いただいた小包開けた途端に私の目に飛び込んできたのは、「MOMO」という刺繍の文字です。出してきてびっくり、モモの名前入りのクッションと防寒着でした。

  LLBEANの防寒着はコージュロイの襟がついています。野外活動の用具で有名なLLBEANです。きっとすっぽりモモさんを包み込んでくれるサイズです。あと一つは、骨の形をしたクッション、こちらもモモの名前が入っています。

 実はこの2つを握って私は泣きました。もしかしたら、飛行機の中で亡くなるかもしれないと不安を胸に抱えています。夜中にガバッとその不安から目が醒めることもしばしばです。元気なモモさんですが万が一と自分の心の準備をしています。このコートを着るためにモモさんに無事に日本の地を踏んでもらわなくてはなりません。寒い成田の空港でこの防寒着を着せてやりたいと思います。

 モモさん、初めてご自分の名前の入ったものを着ます。あとふた月足らず、私も気をしっかり持って、モモを連れて日本に戻ります。励まされます。こんな素敵なプレゼントをありがとうございました。防寒着を持って今日香港に戻ります。骨の形のクッションはこの家でモモさんの到着を待ってもらうことにしました。モモと私が使ってきたお布団の上で待っていてください。

 今日の夜には4日ぶりにモモさんに会えます。早速試着してもらいますよ、モモさん。

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