雨、9度、74%
マカオや香港を歩いていると、「牛乳しょうがプリン」の専門店を見かけます。牛の絵がマークのお店「義順牛奶公司」です。ウィンドーに並んでいるのは小椀に入った「牛乳しょうがプリン」のみ。冬は温かいプリンも食べることができます。シンプルに牛乳と生姜と砂糖だけで作れます。生姜の持つ牛乳を固める作用を利用して作ります。家で作るとこれがなかなかうまく固まりません。温度管理、化学作用の悪戯です。
真っ白なプリンは柔らかめ、茶碗蒸しほどの硬さです。甘味は強くありません。テーブルには砂糖やシロップが用意されています。冷たい「牛乳プリン」もギンギンに冷たいわけではなく、冬の暖かい「牛乳プリン」も熱々ではなく、牛乳としょうがの香りがしっかりと味わえます。牛乳としょうがのハーモニーです。
昨日はうまく固まりました。メープルシロップを垂らしました。固まらない時はシロップは表面にのらず直ぐに沈みます。
食べたいと思って10分もあれば作れます。牛乳を70度に温める、これがポイントです。中華の小椀に蓮華が添えられて出てくる「薑汁撞奶」は「豆腐花」と並んで香港やマカオのストリートフードです。
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