チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ヨックモックの缶

2021年01月19日 | 身の回りのもの

晴、5度、62%

 ヨックモックの「シガール」、細長いクルッと巻いたクッキーが好きです。そして、もしかしたらそれ以上にヨックモックの「シガール」の入っている缶が好きかもしれません。 

 高校を出て一人暮らしを始めました。一人暮らしの部屋の整え始めると仕分けする「空き缶」が欲しくなりました。その空き缶を求めるために「シガール」を買いました。今考える大学生にしては贅沢な話です。空き缶には細々した物が仕分けされて入ります。「空き缶」のためにどれだけ「シガール」を食べたでしょう。現行のヨックモックの缶よりもっとシックな紺と白の缶です。材質ももっとしっかりしています。そしてあれから40数年経った今もそれらの缶は現役です。「靴磨きの道具入れ」「たくさんのリボン入れ」「バースデーカード入れ」などと引き出しを開けると当時の缶が顔を出します。

 そんな私の「缶好き」をご存知の友人は毎年違った「クリスマスバージョン」の缶に入る「シガール」を送ってくれます。12月に入ると送られてくる「シガール」です。いつも変わらぬ美味しさの「シガール」と年によって変わる缶のデザイン、荷物を開ける楽しみです。

 帰国して以来、DMCのウールの刺繍糸を探していました。売っているお店を見つけ出し、昨日買い込んで来ました。次に刺す刺繍用です。まだ数本「シガール」が残っている缶を出して来て、「シガール」を食べながら刺繍糸を缶に収めます。 こんなことをするのが昔から一番楽しい時間です。

 昨年は「シガール」だけでなく、「チョコレートのラングドシャー」の小ぶりな缶も入れてくれました。 どちらも小人が主役です。「ラングドシャー」「シガール」の個別の包装にも小人がデザインされています。

 毎年いただく「シガール」いえヨックモックの缶、必ず入れるものが見つかるのが不思議です。小さな缶は刺し始めると小分けした糸と針山、ハサミを入れるつもりです。

 好物「シガール」とその缶はこれからも私の生活の一部です。


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