チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

山椒とアブラムシ

2012年07月25日 | 日々のこと

雨、25度、95%

 今年の香港、6月から7月の初めにかけて、強い日差しの日が続きました。その日差しのお陰で、我が家のハーブたちは、みるみる大きく育っています。

 例年秋になると、バジルでペストを作ります。今年は、すぐにでも作れるほどに、肉厚のバジルの葉が豊です。私と相性が悪いと思っていたローズマリーにタイムも、ふた周りほど大きく成長しています。

 そして、一番気になる山椒。こっそりと、4月に日本から持ち帰りました。うまく根付いてくれて、新芽が次々に出ています。こうして成長してくれる夏は、同時に、害虫の季節でもあります。バジルの葉を夜中に出てきて食べる幼虫。月桂樹の葉につく、うどんこ。出来るだけ、殺虫剤を使わずに、手で取り除くようにしています。山椒の新芽につくアブラムシ、取っても取っても、ついています。枯れることは無いのですが、色が少しあせてきます。

 以前、お酢の殺菌作用を利用して、水で薄めたお酢で殺虫していたことがあります。ところがこの方法、希釈度がはっきりせず、ある植物には効いても、他の植物には強すぎて、かえって枯らしてしまいました。

 山椒の害虫で調べていると、大木になった山椒のアブラムシは、ホースで勢いよく水をかけるといい、と出ています。我が家の山椒は、まだ50センチほど。そこで、霧吹きで、水をプシュプシュかけてみました。取れるというより飛ばされます。戻って来ると思いきや、アブラムシ飛ばされていなくなりました。もちろん、こまめに繰り返しています。

 自分たちの口に入る物ですから、化学的な処置だけは避けたいと思っていましたが、こんな原始的な方法での害虫退治は、心も傷みません。

 昨日夜半、香港は13年ぶりの台風の注意報、シグナル10が出ました。強風に大雨でした。街路樹は、根からなぎ倒され見るも無惨です。シグナルが8になる前に、我が家のハーブたちは、皆家に入れます。月桂樹とオリーブだけはひもで支えて、外に出しておきます。台風のシグナルが出始めると、俄に私は忙しくなります。そう、葉っぱたちばかりでなく、外トイレのモモさんを散歩に連れていかねばなりません。 外の雨が小降になると、木々が倒れた道をまた散歩です。その上、雨風の中を、えさを与えている小鳥たちは、我が家のえさ頼りに やって来ては、オリーブの木に留り、覗き込むのです。


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