暑いですねぇ。
でもまだ人間はいいンです。
冷房を使えるし、アイスを食べたり、飲み物を飲めば凌げますから。
実家の果樹園には、すでに暑さに負けている果樹がありまして、根っこが生えている植物はホントに難儀だなぁ、と感じます。
冷房を当てるわけにもいきませんしね。
さて、この日もたくさんの方々がいらっしゃいましたが、メイン農産物の収穫はまだまだこれからです。
十分な供給量なんて、個人の直売所ではムリなんですよねぇ。
そのため農協さん直営の大型直売所をご紹介することもあります。
だって、実家では今の季節は1種類しか収穫できませんからねぇ。
大型直売所ならいくつかの早生種が出荷されていますから。
無い品種はいくらお客様に言われようとも、無いものは無いのです。
サブ農産物も少しずつ増えては来ているものの、まだまだ量的に少ないです。
さてこの日はお手伝い仲間であり、遠縁のHさんとちょっと話していた際、お互いにちょっと驚くことがありました。
今年は春から頻繁に実家のお手伝いに行っていたことは、Hさんもご存じでした。
ワンちゃんのお散歩の際に、実家に停めてあるバイクを見かけることが多かったそうです。
で。
私の義姉が私ほどではないものの、農作業のお手伝いに来ていたことをHさんは知らなかったそうです。
Hさんは遠縁なのですが、義姉がほぼ農作業をしない&できないと親戚の噂話でご存じでした。
それについて私がいつもスルーしているのが不思議だったみたいです。
だから私も「義姉がお嫁に来た時に野良着を1枚も持ってこなかった、と母から聞いていたので、私は義姉は農作業する気はないととっくに腹を括っています」と話すことに。
ま、そういうことです。
当地では農家にお嫁に来ても、農作業を一切しない方もそこその存在するので、気にするほどのことではありませんしね。
でも、父が加齢で不調になってからというもの、時々は義姉がお手伝いしています。
スゴイじゃあないか、やればできるじゃあないの、と私は褒めちぎっています。
今後、義姉がどんなに頑張っても、一人前の農業者になるには時間が足りません。
女性の健康寿命は約75歳ですから、義姉は圧倒的に経験不足です。
農作業を担う気は一切ない方が、24年で技術習得はムリですからね。
だから私は、できないことを責め立てるようなことはしません。
できたら褒めこそするけど、その感情と隣合わせの諦念の塊です。
義姉の悪口ばかり言う母には「義姉を選んだのは兄、その兄を育てたのはあなた自身よ。義姉の悪口を言うのは『私の子育て大失敗』と顔に書いてあることになるから、お止めなさい」と何度言ったことやら。
都市部に生産農地があること自体、時代の徒花。
いまの税制では、必ず終焉を迎えるだけのことです。
そう思えばこそ、実家の畑じまいまで、私はできる限りお手伝いしたいです。
次回も楽しくお手伝いしたいです。