この日もたくさんのお客様に立ち寄っていただきました。
でも、まだまだ本格的なシーズンではないので、収穫量に対してお客様過多、需要過剰状態です。
この日も開店前に40人ほどお並びいただきました。
並んでいただいても、メイン農産物には限りがありますから、サブ農産物で凌いでいるという状況です。
お買い上げくださる方も大変ですが、販売する側もなかなか大変です。
だって『もうないの!!』とビックリされることが多いものですから。
そのため、お並びいただいているお客様には、事前に『新鮮な果物は新鮮なうちに食べきっていただきたいので、お一人で買い占め過ぎないようにお願いします』とクールダウンしていただくようにお伝えしています。
さて久しぶりにお手伝い関連の写真。
これなーんだ?
メイン農産物の花粉採取用品種の成れの果てです。
花粉採取用なので、花粉採取が終わったら、全部摘み取ります。
だがしかし、生き残ろうとする生命力が遅れ花(おくればな)という季節外れの花を咲かし、結実しました。
小粒でガリゴリして味がないので、鳥の餌にもなりません。
頭の良いカラスが時々つついて弄んでいるくらいです。
そう野鳥も食べない果物です。
ところが…。
こども食堂のスタッフが欲しがったりします。
このままではとても生食には耐えられない品種なので、コンポートなどにするそうです。
だがしかし、私も幾度かメイン農産物の加工食品づくりをチャレンジしましたが、どれも生食を超える味わいにはなりませんでした。
常に「あたし、もっと美味しい食べ物を知ってる…」という微妙な食味にしかなりませんでした。
焼き肉のタレに加工したときでさえもそんな感想でした。
さすがタヌキやアライグマも一切見向きもしないし、カラスが遊び道具にしかならないだけのことはあります。
4ヶ月前に、この花粉採取用品種の木に登って花摘みをしたのが、ちょっとした思い出です。
あの時、父はまだ杖を使っていなかったし、一緒に農作業をしていたンだよなぁ。
もう1ヶ月も父には会えていないけれど、たぶん元気に過ごせているのだろうな、とは思っています。
次回も楽しくお手伝いしたいです。