☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

大雪山赤岳〜白雲岳〜白雲避難小屋〜小泉岳 2021/7/8 その2

2021-07-10 06:01:00 | 山・散歩・ジョギング


体調が良いし、やっぱり行こうっという事で、白雲避難小屋まで行く事にしました。
体調的には問題は無いのだけれど、下山時間が気になる。
まぁ、自家用車だから何時でも良いんだけれど、銀泉台登山口から登る時は比較的早めに下りるので、いつもより大分遅くなるなぁ、4時までに下山したいなぁと考えながら歩く。


白雲分岐からの道は侵食が激しく、年々深くなっている様な気がする。
ドロドロの道を下り、川を越える。

エゾノリュウキンカが綺麗に咲いている。

避難小屋に到着する。
新しくなった避難小屋、この避難小屋建設や維持等に協力金を求めていて(任意)寄付して来ました。返礼品に手拭いを貰いました。


ああ、白雲岳山頂ではガスって見られなかった風景だあ!

ここのイケメンスタッフに、ここから板垣新道で緑岳に通じる稜線に出たいが、どの位時間が掛かるか聞いてみた。30分あれば行けるとの事。ふむふむ。
小屋の脇でお昼ご飯を食べていると、大きな荷物を背負って先程のお兄さんが雪渓の中を歩いていくのが見える。
ここも長い雪渓なのね。

急いで食べて、トイレを借りて出発。
12時半。

雪渓の周りは霧。
踏み跡が無いと迷いそうな道には、迷わない様にロープが置いてあり、それを辿って登山道に出ました。
ここは下りで歩いた事があるけれど、登りは初めて。新鮮な景色です。
20分弱で分岐に出ました。

さぁ、ここまで来たらあとはお花を楽しむしか無い。

わー。

素晴らしい!

チョウノスケソウもいっぱい。

コマクサやエゾオヤマノエンドウ、チョウノスケソウ、色鮮やかです。

ホソバイワベンケイはスジ状に咲いている。

チシマキンレイカも株が大きい!

ホソバウルップソウとエゾオヤマノエンドウはブルー系。

エゾタカネスミレの海〜!

スジ状のチョウノスケソウ!




言葉にならない位の美しさです。




レブンサイコ。
今までは一箇所しか見つけられなかったけれど、今回は増えていました。
地味な花だけど、面白い。

キバナシオガマとチョウノスケソウ。

振り返って緑岳方面。
白雲岳に行く時、白雲分岐、この稜線で、3度も会ったカップルが遠く歩いています。

そういえば、今日は入山している人が少ないね。


小泉岳に到着。

エゾタカネツメクサを見て

エゾノツガザクラを見て

イワウメを見る。
本当に素敵な花たち。
こうして命を繋ぎ、短い夏に輝く。
感動をありがとう、と言いたいです。


赤岳まで戻って来ました。
午後2時です。
上手くいけば4時前に下山できます。

景色がくっきり見えて来ました。
第四雪渓を下りて来ました。

チシマクモマグサ

イワヒゲ

ワタスゲ

ウラジロナナカマド

こんな花たちを見ながらどんどん下ります。
下りの雪渓は楽だったけれど、第一花園の上部、急な下りの雪渓歩きは怖かったな。
雪を打ち抜きそうで、足を置く場所も慎重になりました。

やっとここまで下りて来て、朝見えなかった銀泉台を見る。
足は疲れていたけれど、順調に下山。

朝撮り忘れたヨツバシオガマを撮り、無事下山しました。
3時48分。1時間48分で赤岳から下山です。

トイレの近くに咲いていたハクサンチドリは、ウズラバでした。

朝7時10分に銀泉台登山口を出発。
午後3時50分に下山。
8時間40分歩きました。長かった〜。
でも楽しかった。
こんなにお花に囲まれた登山は、本当に稀です。
大好きな赤岳。
大切にしなくちゃね。
そして、整備に入ってくれているみなさん、本当にありがとうございます。
いつも、感謝して登っています。


単独登山としては今までで1番長かったかなぁ。
身体少しキツいけれど、感動の方が大きいです。
ありがとう赤岳!ありがとう大雪山の花たち。








コメント
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