☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

邂逅の森 / 熊谷達也

2019-02-27 06:48:45 | 読書・音楽その他
美瑛町にプールが出来てから、図書館に行き易くなった。
作ったカードが共通なので、わざわざ両方作る必要が無いからだ。

丁度読み終わる本があったのと、Facebookの友人が面白かったと言って感想を述べていたので、その本を探しに美瑛町図書館に行ってみた。

目的の本は「邂逅の森/熊谷達也」

直木賞とか、芥川賞とか、あまり興味が無かったので、この本が2004年直木賞を受賞した作品だったということも、後から知った。

そして、主人公となる人物が、秋田のマタギ(猟師)である事も興味深かった。
昨年亡くなった父の何代か前、猟師をしていたと聞いていたからだ。

大正時代、秋田の森の中をマタギがアオシシ(日本カモシカ)を追う。
ブナの森、雪の中の地形を辿り、研ぎ澄ました勘を頼りに獲物に向かう緊張感。

主人公の富治は、若手のマタギだ。

ある日富治は身分違いの娘、文枝と恋仲になり、村を追われる。
慣れない鉱山の仕事をしながら、辛い身の上の人々の心の拠り所となる。
ひょんな事から、猟をすることになり、またマタギの世界に戻って行く。

マタギの歴史、時代背景、地形、経済など背景をとことん調べ上げ、まるでドラマのように映像が浮かぶ。富治は筋肉隆々の浅黒い男なんだろうなぁ。

登場人物の性格や姿の描写も面白く、強さや弱さを持った人間たちに涙したり、男ってバカだよね、とか思ったり。

山の主(ツキノワグマ)との格闘、富治の心の有り様に、魂を揺さぶられた小説だった。

この手の小説って、初めて読んだかもしれない。
面白かった。
長編で、ゆっくり読む時間は無かったけれど、朝の目覚めてから起床する間の短い時間を、1週間以上かけて読みました。
まるで、朝ドラを毎日15分見ているみたいに。
ドラマが終わって、富治ロスになっている私がいます。
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吊るし雲

2019-02-22 13:57:11 | ~パッチワークの丘便り~
吊るし雲
レンズ雲のひとつ。
笠雲、ロール雲、ローター雲、巻き雲 とも呼ばれる。wikipedia より




19日、フルートレッスンから帰って来たら、旭岳の上空に吊るし雲が見られたので、新栄の丘に寄ってみました。





自然現象のひとつだと思ってあまり気にしていませんでした。
FacebookにUPしたら、地震雲の一種でもあると言う事を知りました。


5年ほど前夕方にスノーシューした時に見たことあるんです。

昨夜、胆振地方を中心に、最大震度6弱が発生しました。
昨年秋の胆振東部地震の関連地震なのだそうです。

まだ復旧途上の被災地は、断水が続いているのだとか。

まだまだ寒い季節。
水道が早く復旧しますように。


地震雲って本当にあるんだなぁ。
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フルートレッスン旭川 2019 その2

2019-02-20 13:42:02 | 読書・音楽その他
先月のレッスンで、発表会で吹く曲(今まで練習していた曲以外)を決めてくる事になっていて、「感傷的なワルツ」(チャイコフスキー)と「精霊の踊り」(グルック)を持って行きました。

先生は、「精霊の踊り」に決めましょうと仰います。
「感傷的なワルツ」は全体に音が低く、私には高い音の方が似合ってと言うことです。
そんなもんかなぁ…

そして、アンサンブルが一曲増えるそうです。
合わせて練習する時間が取れないので遠慮していたら、本番前に合わせて大丈夫で、同じパートがもう1人居るようにすると言ってくださいました。
それなら、と言うことでOKしましたが、曲目は決まっておらず、楽譜も多分来月のレッスンに頂ける事になると思います。

フルートのアンサンブルって初めて。
どうなるのかなぁ…

ソノリテ、タファネル。
息を吹き込みすぎないように。
身体、喉を締めすぎないように。
体幹を意識して吹くこと。

いつも言われることが一緒です。
それでも一歩くらいは進んだ気がします。
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つらつらと

2019-02-06 06:54:22 | 映画・演劇・美術館
特別変わった日もなく、普通に過ごしている日々。
いや、有るんだけど、自分のことでは無いので書けない(^^;;

プールの仕事にも大分慣れて、美瑛の冬に仕事ができる有り難さを噛み締めています。
でもね〜〜、毎年この時期作っているエプロンやリースなど、まるっきりできないです。
無理してやれば出来るんだけれど、そうなると忙し過ぎて身体が持たないから、しない…

昨夜、毎年開催している踊りと音楽の会の打ち合わせが、ビエールありました。
今年も3月に開催予定です。

で、帰り際、「こんな夜更けにバナナかよ」の映画の話になって、最後の方で出てくるペンションが、いつも一緒にこの会を主催している 「とぅもろう」さんと知って、びっくり!
映画観ながら、どこなのかなぁと思っていたけれど、まさかまさかこんなに近くの場所だったなんて…

映画のモデルになった鹿野さんが、実際に泊まられたんですって!
なので、どこからか紹介があった訳ではなくて、映画会社松竹から直接電話があったらしいです。

3月に、開催する「音楽と踊りの会」は、今回踊りは無くて音楽だけで開催予定。
原点に戻って、自分たちが楽しめる会にしよう、ということになりました。
場所はとぅもろうさん。
しっかり練習しようと思っています。



なかなか青空が出ない美瑛です。
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