外に食事に行く予定が急にキャンセルとなり、自宅で夕食。
サンマの塩焼き、シラスと大根の和え物、レタスとトマトのサラダ(大盛り)、納豆、タチのみそ汁・・・まるで朝ご飯のようなメニューの夕食を食べた。
旬だから美味しいね。
そして秋の夜長、TVを消して読書してみよう。
今日選んだ本は大分前に買った「向田邦子の恋文」
素敵な女性だ。飛行機事故で突然消息を絶った彼女の作品は、女性特有の優しさや強さやしたたかさがあって、好きだった。
とくに「阿修羅のごとく」はTV放送の時のことは全然覚えていなくて、後にシナリオを読んで、その描写の細かさに驚いたものだった。
2年ほど前のお正月に、山口智子が向田邦子を演じた「向田邦子の恋文」を見た。
すでに本は読んでいたので、山口智子がどう演じるか楽しみだった。
一瞬向田邦子に見えた。
この番組を見て、「阿修羅のごとく」は向田家の家族の話だったんだなと理解できた。
文を書く才能は群を抜いていた彼女も、恋愛は不器用だったのかもしれない。
難病の男が自ら命を絶ったその衝撃をどう受け止めていたのだろう。
子供の頃「時間ですよ」「寺内貫太郎一家」など、楽しいホームドラマで楽しませてくれた。亡くなってから20年以上も経つけれど、今更ながら、暖かいホームドラマを見たいと思うようになった。トシかな?