makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

意外な人が意外なことを言う

2018-06-21 | 日記

 

            しばらくはデジブックのURLを貼り付けることにしました。

http://www.digibook.net/d/f005c73ba0491c6cff0a5f102ec240e6/?viewerMode=fullWindow

 

 

今日の一枚

         ケロちゃん雨宿り  ♪

 

 

昨日は半端ない雨だった。

大阪に二次災害がありませんようにと願った。

外で働いていらっしゃる方々のことも思います。

 

さて、その大雨の日の前日、「ウナギの日」の幟をたてて、と若い男子に頼まれた。

ここにポールがあるからと、裏口に出た男子君がこう言った。

「雨の匂いがする」

「あら、それ、いい言葉ねぇ」「意外なこと言うわねぇ」

思わずそう言ってしまった。

彼にしてみれば、何気に言ったことかも知れないけど、

気を良くしたのか、こうも言った。

「まさか、俳句に誘おうとせんといて!」

あはは~♪、それはせぇへん、せぇへん^^。

ただ、パソコン3台を駆使するゲームオタクの彼からそんな言葉が出るとはねぇ~。

それが本音だよん。

それにしても、単純に「明日は雨やな」と言うよりはるかにポエムが

ある言葉だと思ったことだった。

 

で、雨の匂いで思いついた回想句を投句しながらこの日記を書いているのです。

ながらながらの多いこと^^;

今日は何か月ぶりかに休みをいただいた。

徹底的に家事に勤しむかはたまた  のご機嫌に従うか。

曇りから晴れの天気予報だし、洗濯ものを完全に乾かして取り込みたい。

となると、用事は明日に持ち越しにしようか。

どのみち明日は用事の方角へのお仕事もあるし。などと試案している。

まったりはできないなぁ~・・・。

ま、こうしていることが「まったり」というのかも知れない^^;

 

蛙の句でこんな句を紹介します。

     青蛙おのれもペンキぬりたてか    芥川龍之介

     梅ヶ枝にしかみつきけり雨蛙      正岡子規

     雨蛙みじかき手紙母のため        石田波郷   
   

     口語で鳴く蛙文語で鳴く蛙        高澤良一

     今もある恋の棚橋鳴く          正岡子規

     夕雨に鳴くなり橋の上          正岡子規

     飛びこんで泥にかくるゝ哉      正岡子規

こうしてみると、子規は蛙の句を多く詠んでいます。

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「雨の匂いがする」 (fukurou0731)
2018-06-21 09:23:51
mako様
おはようございます。
雨には匂いがありますね。あると分かっていても、なかなかこんな言葉は出てきませんね。案外彼は俳句に向いているかもしれませんね。
もう一押し!かも。(笑)
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おどろき^^。 (北天使)
2018-06-21 10:19:48
芥川龍之介の句にペンキ^^。
ペンキという言葉がそんなに昔からあったとは^^;
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☆ fukurouさん (mako)
2018-06-21 10:34:51
こんにちは。

雨には雨そのものの匂いがあるのでしょうね。

雨に打たれたミントの葉、すがすがしいさわやかな香りが。
その昔、ミシンの内職をしている折に、
畑の一角に植えてあったミントの香りに癒されたものです。
枝なりをお風呂に入れてみたりして。
それも毎日^^。

う・・ん、確かに、俳句甲子園なるものがあるからして、
若い方の俳句は素直でいいですよね。
彼にその素質は・・そうでしょう。
知識欲のあるのは認めますが、頭脳明晰でも感性の域となると。
彼は知識の方が勝ってしまうでしょうね。

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☆ 北天使さん (mako)
2018-06-21 10:51:03
こんにちは。

あら、北さん、今日はお早いですね。
お休みですか^^?

そうなんです、ペンキ塗りたてか?
なんて感嘆詞、疑問詞のような語り口も作家さんらしい着地の仕方ですよね。
他にも作家さんでは、吾輩は猫である夏目漱石の御句にこんなのが。
「菫ほどな小さき人に生まれたし」
意味は理解できるのですが、
この、「菫ほどな」の「な」に、??を持ちました。
普通、「の」「のような」と形容するのに慣れているからですが。
文法的なことには深く追求しない、できない私で、
さらっと流しました^^;

という余談でした^^;
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