
今回はTCCつながりという事で、最近の商品(カップ)ですが「Pure Cup」を紹介します。「Sponge System」とセットでの紹介です。Pure Cupは樹脂製の半透明カップです。特にギミックがあるわけではなく、ただそれだけです。マジックとしては通常のカップ&ボールやチョップカップとは異なり、スポンジボールを使うことを想定しています。スポンジボールですと手に持った状態から水平面で動かす動きでロードできますので、透明のカップの中に急に現れたように見えます。
スポンジボールは「Sponge System」が推奨されておりますが、このスポンジでなければできないということは無いと思います。いいスポンジだとは思いますが、スポンジの割りに値段は高いと思います(ケースに凝りすぎ?)。様々なテクニックを解説していますので手順を組むには相性は良いと思います。両商品ともセオマジックさんで購入できます。キックスターター発のためか、あまり他のお店では扱われていません。
話がそれますが、透明のカップと言えば、マジックを長年やっている方にとっては10年ほど前に話題となったジェイソン・ラティマー(Jason Latimer)氏のマジックを思い出されるのではないでしょうか。カップを透明にするという発想はあったかもしれませんが、それをきちっと不思議な手順に仕上げたのはすごいと思います。オチも含めるといろいろ手が込みすぎな気もしますが、色のついた大きな玉をロードすることは難しいのであのようなエンディングにしたのだと思います。
さらに話がそれます。私が透明カップで他に連想するマジックは…ペン & テラー (Penn and Teller)のカップ&ボールです。種明かしとして透明のカップを使って演技をしますが、これが面白いのです。今では映像で全体が見れますし、繰り返しみることもできますが、生で初めて見た人は「種明かし」という感覚を得られず、もう笑うしかない!という感じでしょう。見終わった後に笑いと清々しさが残る種明かしマジック、素晴らしいと思います。



mahounokakeraさん、こんにちは。
mahounokakeraさんの記事はどれも興味深く、毎回コメントしそうになりますが、最小限に抑えているつもりです。当方のブログのネタにしてしまうこともありますが。それともコメント欄の方が良いでしょうか。
さて、Pure Cupですが非常に気になっていた商品です。しかし、Sponge Systemと同時に購入するには値段が高く、また、技術もかなり必要を判断して諦めてしまいました。おそらく、Pure Cupにマッチした柔らかさと復元力を持ったスポンジボールなのがSponge Systemのボールだと思いまして。また、どうせならSponge Systemも習得したいと思ったのですが、あのテクニックの習得が自分にできるかというと無理なわけで。いやはや。
mahounokakeraさんはどちらもできそうで、羨ましい限りです。
ご紹介された、その他の動画も驚いたものです。初めて見たときは違う意味で両者を感心したものです。
特にPenn & Tellerのは子どもの前で演じてからタネを教える動画で知ったので、感動したものです。
またしても、長文、乱文になってしまいました。今後の更新も楽しみにしています。
ただ、見に来て頂いてもカップばっかりのマニアックな内容なので国語屋稼業さまのように楽しんで頂けるかは不明です(^_^;)
また是非思うところあれば遠慮なくコメント頂けると幸いです。