前回に引き続きBluether Magicがリリースしたカップ&ボールセットの紹介です。前回はLargeサイズ(一般的に通常のサイズ)の紹介でしたが、今回はMediumとSmallのサイズの紹介です。
この2つのサイズは、私がみた限りですがLargeサイズを扱っているいくつかのマジックショップでは販売されていませんでした。もしかしたらBluether Magicがこのサイズは卸していないのかもしれません。欲しい方はBluether Magicで発注頂ければと思います。
まず、Mediumサイズのカップについて説明します。このカップセットには、少し小さめのサイズのカップ3つと対応した少し小さめのニットボールが入っています。HPに掛かれている大きさと重さを示します。
Medium- Height 56.5mm x Width 59.3mm (mouth opening 52.2mm), Weight 148.2g
カップはLargeサイズのカップをそのまま小さくした形で、ファイナルロードのボールサイズは2インチがぴったりなサイズです。一般的には「ミニカップ」の部類に入りますが、約150gもあり、一般的なサイズのスピニング加工のカップと同じくらい、もしくはそれ以上の重さがあります。かなりしっかりした重量感のあるカップです。スタック時の安定感もあります。
形や大きさ比較のため、同じシルバー色のカップとして、以前紹介した。Midi Serwood Cup(左側)とRNTⅡのMiniature Foxy Cups(右側)を置いてみました。Miniature Foxy Cupsは実はまだブログで紹介していないのですが、以前銅製のものを紹介しており、サイズは同じです。
写真のように、まず背の高さ的には3つの中で真ん中くらいですね。また写真からわかるように、ボトム(サドル?)の面積が最も小さいです。ですので、3つボールをトップに乗せるなら他のカップよりそのボールは小さめとなってしまいます。その分、大ボールを乗せたときの錯覚は大きいかもしれません。
また、同じBluether Magicで販売されているトミーワンダーカップの袋のポンポンもギリギリ入るので、袋をこのカップ用の袋にして手順として使うことも可能だと思います。ただ袋の方はきれいに折り畳まないと入らなく、手順の中で袋がそれほどきれいに畳めるか?と言われれば難しいかもしれません(;^ω^)
次にSmallサイズのカップの紹介です。Smallサイズのセットには、薄い緑色のゴム製ボールというかスリーシェル用のピーというか、、が入っています。あと、このカップにぴったりサイズのニットボール(恐らく約1インチ)も付属します。このニットボールは、他のニットボール同様重めのゴム製ボールが芯に使われており、扱いやすいボールです。しかも、なんとLargeサイズのカップのボトムに3つ乗った状態で上にカップがスタックできます(ギリギリですが…)。すなわち、Largeサイズのニットボールが少し小さいと思った方は、これを使えばいいのです!と言いたいところですが、これはこのスモールサイズのセットに3つしかついていませんので、もう一つ必要になってしまいますね…。確認していないので明言できませんが、もしかしたら、頼めば個別でボールを売ってくれるかもしれません。どうしても約1インチのこのニットボールが欲しい方はBluether Magicに問い合わせてみてください。
HPに掛かれている大きさと重さを示します。
Small- Height 33.5mm x Width 35.2mm (mouth opening 31.8mm), Weight 36.6g
大きさは、TCCの「MINI CUPS AND BALLS」とほぼ同じ大きさで、「Unreal Cups and Balls Mini」より少し小さい感じです。通常の約1インチのボールがぴったりサイズなので、写真のようにTCCの革製ボールや、カップ&ボール用のミニテニスボールもちょうどサイズとなります。このサイズになるとやはり、悟空の玉的な手順か3シェル的な手順という感じになると思います。このカップセットには、手順がついていないので、もし手順が知りたいという方はTCCのミニカップ(木製も含め)の手順が参考になると思います。(そのためにTCCのミニカップを買うというのもなんですが…(;^ω^))
カップの作りは他のサイズのカップ同様しっかりした作りで、小さいからといってちゃっちい感じはしません。中はきれいにコーティングされており、底にはRaphael氏のマークもちゃんと入っています。
サイズは違うが、全く同じ形のカップ3セットは、例えば、ネストで出現させる等、これらのカップを使うからこそできる手順が作れそうな気もします。が、まだ思いついていません。撫でると大きくなったり小さくなったりというのを手順の合間に入れるとか、テンヨーから出ているスモールライトを使って小さくすとか…。何か面白い手順があれば是非教えてください(笑)
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