カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

自分の持っているマジックの道具をカップを中心に紹介。

悟空の玉 by Tenyo

2024-01-23 00:54:00 | カップアンドボール

 2024年初めの商品紹介はテンヨーの「悟空の玉」です。プラスチック製の3色のカップと3つの玉があり、それがカップの底を通り抜けるというマジックです。玉と言いつつ、スポンジ製の円筒なんですけどね。カラフルなカップが子供たちに興味を沸かせ、現象は明確!そして技術はほとんど必要ない!名作です!


 既に廃番となっておりますが、まだ商品ページが残っているお店もいくつかありましたので、いつかなくなってしまうとは思いますが、代表でまほうとまほうさんのページを示します。

悟空の玉(テンヨー)

 私としては、まだ販売されているものと思い込んでいたのですがいつの間にか単品での販売(生産?)が終了となっていた商品です。カタログで確認したところ2016年のカタログには載ってましたが、2017年のカタログには載っていませんでしたので、その間に終了となったと思われます。



 チャイニーズステッキや小さくなるトランプ、そして悟空の玉…、名作が消えていくのは少し悲しい感じもしますね(T_T)。単体で売り上げを出すのは難しくなったんでしょうね…。でも、この悟空の玉は8種類の手品が入ったセット「8つの手品」に「まほうのコップ」として今も入っていますので完全に消えたわけではありません。

8つの手品

    発売以来、多くのマジックファンを生み出してきた超ロングセラー商品です。初めての人に最適な手品がバラエティ豊かに8種類入った手品セットです。楽しいマンガの説明...

テンヨーストア

 

 さて、「悟空の玉」は、1965年年のカタログにもある、テンヨーの初期からある商品です。テンヨーの商品にはT番号という年代に沿った番号があるのですが、悟空の玉はT-15かなり前半ですね!でも1番はシンブルなんですね…意外といえば意外。世界最古のマジックとして名高いカップ&ボールなので、カップ好きとしては、1番に来てほしかった(笑)。

テンヨー製品の歴史 | TENYO マジックファン

 当時の値段をみると200円(;^ω^)。初期のカップとその後のカップを並べてみました。初期のカップは底にウサギのマークがあり、色も青と黄色は後半のものと異なります。初期のものは青が濃い青で、黄色は薄いというか明るいという感じの色(レモン色?)です。後半のカップの青はアクアグリーン(?)となり、黄色も一般的な黄色になっています。



 ボールに関しては、手元にはありませんが、初期は赤色に染められたコルク製だったそうです。のちのバージョンでは黄色い円筒スポンジとなります。先に書かせて頂きまいたが「8つの手品」にも「悟空の玉」と同じカップが「まほうのコップ」という名前で入っているのですが、そこではコルク玉や円筒スポンジではなく、犬型のスポンジを使います。これは同セットに「ふしぎな犬」というスポンジマジックがあり、このマジックで使うスポンジ子犬を使っているのです。スポンジマジックの後に演技ができます。意味を持たない玉や円筒よりストーリが作れそうです。キデイランド大阪梅田店マジックショップのディーラー木下さんが「8つの手品」を紹介されている映像があるのですが、その実演映像を紹介させて頂きます。


 バリエーションを少し紹介します。ディズニーランドで「魔法のコップ」という商品名で以前販売されていた3色カップのセットです。3色のカップにはミッキー(赤色)、ミニー(青色)、ドナルド(黄色)のシールが貼ってあります。面白いことに青色カップの色が上記2つのタイプと異なります。ディズニーの青色カップは水色です。なんで青色だけこんなに違うんでしょうかね(笑)。ちなみにシールはコップの口が上になるように貼っていますので、悟空の玉の手順をする際はキャラクターは逆さまになってしまいます。でもコップとして使う場合は普通は口を上にするので向きとして正しいのでしょうか??

 ボールは固いスポンジのような素材の赤い3つのボールです。このセットにはさらにウォンドともう一つ違うマジックが行えるようギミックが入っています。このマジックは「くっつくコップ」というマジックでコップの上に新聞紙を載せ、ウォンドをコップの間に差し込み持ち上げるとコップが新聞紙にくっついて浮き上がってしまうというものです。1970年代前半でしょうか、「いつでも どこでも あなたは手品師」というセットがあったのですが、その箱に透明のカップですが、このマジック(だろう)を演じている男の子が印刷されています。



 次に紹介するのは、ディズニーランド30周年記念限定で発売されたカップのセットで名前は上記と同じ「魔法のコップ」です。カップの色は上記のカップと同じですが、キャラクターが貼られている色が違います(笑)。ドナルドは黄色で同じですが、ミッキーが青、ミニーが赤です。もちろん貼られているシールは異なります。さらに、付いてくるボールとウォンドが違います。ボールは「悟空の玉」と同じ黄色い円筒スポンジでウォンドはミニステッキと書かれていますが上記ウォンドと比べるとかなり小さいです。ちなみにこのウォンドはマクドナルドのハッピーマジックシリーズのドナルドのマジックショーというカード当てで使うものを同じです。やっぱりウォンドがある方が不思議を起こすときの雰囲気出ますよね。

 このバージョンには「くっつくコップ」用のギミックや手順は入っていません。ちなみにシールの向きは先に述べた商品と異なり、コップの口を下にした状態でキャラクター達の向きが正しい状態になります。通常のコップとして使う場合は逆になりますが、やはりマジック専門のカップなのでマジックをするときに正しく見える方が自然な気はします(;^ω^)

 このカップを使ってディズニーランドのディーラーさんが演技をしている映像をYoutubeで見つけました。


 流石ディーラーさんです!子供とやり取りをしながらきっちり現象を起こしています。最後の改めっぽいところもへぇ~と思って見ましたが最後の「オチに」最も驚きました!なるほど~その手があるのねという感じです。

 JPMAGICさんの超有名なブログでも以前、悟空のカップが紹介されており、このディズニーの30周年記念カップも紹介されています。

Cup & balls

引き続き、先日行った東京ディズニーランド(以下TDL)のマジックショップで購入したマジックを紹介します。TDL30周年記念のマジックグッズで園内でしか購入できない商品で...

 

この中で「スポンジは同じですが、これミッキーの形をしていたら面白いのに。または最後に3つが一つになってミッキーの形になるとか。」と書かれています!上記実演映像のように3つを並べてミッキーの形だといい、おまじないをかけるとつながって1個のスポンジとなり、分裂して増えて、最後ミスターラビットのように大きくなっても面白いですね。やり過ぎですか...(笑)


 他のバージョンとして、私は持っていませんが、アナと雪の女王バージョンも発売されていました。

魔法のコップ アナと雪の女王-マジックショップ マジックファンタジア

アナと雪の女王マジックシリーズ第五弾 「アナ」「エルサ」「オラフ」が描かれたコップと、雪のような白い玉がそれぞれ3個ずつあります。 全てのコ...

マジックショップ マジックファンタジア

 

 これは、ちょっと変わってますね。カップの色が3つとも同じです。またボールは雪を意識した白い梵天です。

 最後に「悟空の玉」という名前について少し述べたいと思います。「悟空の玉」というのはテンヨーの商品名ですが、あまりにもこれが有名になったせいか、日本ではこのカップのそこを通り抜けて下にボールが移動する手順自体を「悟空の玉」という事があると思います。それって凄いことですよね…

 テンヨーイズムでこの悟空の玉の英名を「The Monkey King's Cups」としていることからわかるように、やはりこの悟空は西遊記の孫悟空ですよね…。でもなんで「悟空の玉」なんでしょう?もしかして西遊記の中で悟空が玉とカップを使ったマジックをする記述があるのか?などと思い、西遊記に詳しい文系の大学の先生に聞いてみましたが「聞いたことないなぁ」と言われてしまいました(笑)。

 パッケージには「4500年の昔から」と書かれてますし、箱やカタログの挿絵はまさしくエジプトベニ・ハッサンのバケト3世の墳墓の壁画の絵です。それから考えると中国のイメージを持ってしまう「悟空の玉」より「エジプトの玉」「ナイルの玉」とかの方がよさそうですよね(笑)

 こうなれば最終手段!ということでテンヨーさんに直接聞くのが良いだろうと思い、テンヨーのホームページに「商品に関する問い合わせ」があることをいいことに、質問をさせて頂きました(使い方を間違ってますので基本的にはよくないと思います、すいません)。返事がなく1週間が過ぎました…。そりゃまあそうだろうな…と諦めていたら、なんとテンヨー開発部さんからメールがありました。転記させて頂きます。

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 株式会社テンヨーでございます。

お問い合わせの件、ご返信が遅くなり申し訳ございません。「悟空の玉」は弊社の初期の製品で、1960年代に最初に販売されたようですが、

当時の資料が弊社にも既にございませんでして、名称の由来や正確な販売開始年度などは不明です。

悟空の名称は当然「西遊記」の孫悟空を由来としている筈です。弊社内の人間の推測ではありますが、手塚治虫さんのアニメ「孫悟空の大冒険」が1967年にヒットしたので、そこからとっているのかもしれません。

この度はお問い合わせをいただきまして有難うございました。今後とも弊社製品をご愛顧いただけましたら幸いです。

 既に資料は残っておらず、名前の由来や発売開始年度などは不明だそうです。それだけ伝えて終わりではなく、社内の方々の推測として手塚治虫氏の「孫悟空の大冒険」の影響があったのではないかというところまでコメント頂けたところにテンヨーの方々の愛を感じました。ありがとうございました!!このカップは基本的には子供向けですので、子供たちが喜ぶ、興味を持つ、ネーミングを考えられたという可能はありそうですね。もし、ご存知の方がいらっしゃれば、情報頂ければ幸いです。

 ところで、私の年代的には西遊記といえば、堺正章さんや夏目雅子さんの番組でして、手塚治虫さんの漫画やアニメは知りませんでした(;^ω^)...のでちょっと調べました。

ぼくのそんごくう|マンガ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

悟空の大冒険|アニメ|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL

 というわけで、テンヨーの「悟空の玉」についての紹介でした!!


2023年を振り返って

2024-01-11 08:54:00 | 日記

 あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m。2024年初めての記事は、例年通り昨年2023年を振り返り、まとめてみたいと思います。完全自己満足のブログ記事です(笑)。まず、何より1年ブログを続けることができたことがありがたいです。アクセス頂いた方、X(旧ツイッター)で「いいね」を押して頂いた方、コメント頂いた方、ありがとうございました。

 2023年のはじめの記事はマーチンルイス氏の紹介でした。自分が持っている氏の作品を並べてみてこれほど実用的な名作を出しているマジシャンも少ないと改めて氏の偉大さを感じました。

MARTIN LEWIS - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

氏は特にカップ&ボールのオリジナル手順などを発表していないと思うのですが、カップ&ボールの演技動画を見つけましたので、紹介しました。この年齢でこれだけの演技をされるマーチンルイス氏、流石だと思いました。初めて見たときは私も気持ちよくだまされました(笑)。ややマニア向け気もしますが、私も適したカップが欲しくなりました(笑)


 2022年から2023年前半にかけて有名な方々の訃報を聞きました。特に根本さんの訃報はショックでした。多くの方同様、私も根本さんのカタログを心待ちにして、いろんな商品を購入させて頂いていた一人でした。久々に氏のカップ&ボールのビデオを見ました。特別変わった技法などを含む手順ではありませんが、ウォンドを手前に置くことで、ボールをテーブルの下に転げ落ちないようにするチップなどが含まれていました。また、ファイナルロードをした後で、ギャンブル的な演出をおもちゃのピストルを使ってして笑いをとるような演出の紹介もされていました。

 1月にTCCのコンボカップ(Artistic Combo Cups and Balls Set)とソリッドカップ(Solid Cup)を入手しました。なかなかコンボカップセットと対応したソリッドカップは普通のマジックショップで購入できないので貴重な商品だと思います。信じられないくらい重いカップです(笑)

Artistic Combo Cups and Balls Set + Solid Cup by TCC - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 この後、TCCは2023年中に木製のヒンズーカップ(Indian Cups and Balls)や、13周年の記念商品の一つとして、初のシルバー色を含むカップ「Masuter Cups and Balls」をリリースします。もうカップは出ないだろう…と思うのですが、TCCのことなので魅力的なカップをリリースするかもしれません(笑)。

 2月、Bluether MagicからはTommy Wonder Cup & Ball Setの2.0が出ました(紹介記事のアップは6月でしたが…)。前のバージョンではスピニング加工だったカップがCNC加工となり、内側に艶消しが施されました。ステンレス製も追加となり、こだわりのポンポンつき袋もセットですので、Tommy Wonder氏の手順を行いたい方にはおすすめのカップとなります。最大の問題はTommy Wonder氏の手順にチャレンジできるかどうかですが(;^ω^)

Tommy Wonder Cups & Balls Set 2.0 by Raphael and Bluether Magic(Stainless-Steel) - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 同じBluether Magicから「WONDER HOUSE'S CUPS」というカップも購入しました。なかなかこだわりのある力の入ったカップで、最後の1個でした。もともとキックスターターでローンチしたが目標金額に達成せず失敗したカップで、製作者の拘りと価値観がお客に通じない場合はやはり、失敗するのだなぁということを感じたカップでした。

WONDER HOUSE’S CUPS(Brass) by Wonder House & Bluether Magic & Raphael - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 3月、カップ以外の紹介として「The Koornwider Kar」を紹介しました。観客の手で起こる不思議なマジックで、はじめてタマリッツ氏のビデオで見たときはとてもインパクトがありました。テンヨーの製品が廃番となってしまったのでなかなか演じるのが難しくなってしまったかもしれませんね。木製で子供が本当に使うようなバージョンがリリースされることを期待して...

The Koornwinder Kar by Dick Koornwinderと関連商品 - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 5月、私がレパートリとしてよく使っているClarity Boxの紹介から、せっかくということで、5回くらいに渡って、いわゆるカード・イン(カード・トゥ)・ボックス関連商品を紹介しました。歴史的なことも少し書かせて頂き、ブログを書くのが楽しかったですが、関連商品多いので、これ、ボックスじゃなくて、ダイレクトなバージョンや封筒のバージョン、ウォレットまで行くと1年中カード・イン・××関連商品の紹介で記事が書けそう...とか思ってしまいました(;^ω^)

【My Repertoire】Clarity Box by David Regal - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 6月後半から7月にかけては、仕事が忙しくなり、7月はブログのアップが1回になってしまいました。コロナがだいぶ収まり、海外出張なども含みかなりバタバタしてました(;^ω^)。その中で6月には海外出張のギリギリ前でしたがMATINEEに行くことができました。青山さんと個人的に知り合いということもあり、Royさん、まいさん、青山さんの回に行ってきました。出演者の方も有名ですが、観客にも有名な方がいらっしゃりびっくりしました(笑)。Royさんはチョップカップをされたのですが、初めに革製のカップを出して、マジックをされてない一般の若い女性に「これ何に見えますか?」と聞いたとき、その女性が「スマートスピーカー?」と答えたのが面白かったです(笑)。

 この回にはなんと、あの岸本さんが観客として来られていて、お話することができました。15年以上前?(20年は経ってないと思うのですが…)阪神百貨店の売り場の最終日にお伺いして写真を一緒に撮らせて頂いたのですが、今回15年以上ぶりに2ショットをとらせて頂きました。久々にお話ができてうれしかったです!

 あと、8月のMATINEEにも参加しました。この回は五太子さんが出られるということで何が何でもということで行ってきました。生で神コップルティーンを見ることができてよかったです!あまりお話する時間はなかったのですが、また別の機会にゆっくりカップの話(ってどんな話?(笑))でもしましょう!とお伝えしました。もし、将来 mahounokakera CUPなるものがリリースされたら、是非五太子さんに宣伝時の推薦文&実演動画を頂きたいです(笑)。



 7月末から8月にかけて、Michael Maminskas氏のチョップカップを紹介しました。これは売り切れだったカップを少しだけ作ったよ」という彼からの一斉メールを受け取ったからです。カップの解説動画に氏の手順である「My CCR」があり、気になっていた氏のオリジナル手順を見ることができてよかったです。自分のカップの手順の一部に使わせてもらっています。また3月に紹介させて頂いた氏の「MK SIGNATURE WAND」は長さ、重さ、バランス、デザイン、共に非常に素晴らしいウォンドで、現時点で最もお気に入りのウォンドです。

THE CAROLINA QUEEN by Michael Kaminskas - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 8月、林王子さんのチョップカップ手順でも使われている観客が持っているカップにボールが移動するという現象を有名にしたMICHAEL O'BRIEN氏のStrolling Chop Cupについても紹介しました。王子さんの手順はストレートマジックさんのレクチャーで見ることができました。「ウケる」手順とは…について学ばせて頂きましたm(_ _)m

Strolling Chop Cup by MICHAEL O'BRIEN - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 9月にはカップではなく、3色の紙玉を用いたカップ手順である、Tri-Color Cups and Ballsを紹介しました。ブログをアップしたときは、X(旧ツイッター)でもポストするのですが、この回はゆうきとも師や五太子さんがコメントしてくださったため、最もアクセスの多い記事となりました。お二人の影響力を感じました。ゆうきとも師からこの作品のオリジナル作品である「Triple Colour Cups and Balls」の日本語解説は高木先生が書かれた金沢文庫の「即席マジック」にあると教えて頂き、確認しました。「カップと3色のボール」というタイトルで解説されてました!

Tri-Color Cups and Balls by Rachel Colombini - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 11月、Airship Magicから単品の中古カップなどがちょこちょこ出てたのですが(ロス・バートラムのカップを見逃してしまったのが後悔!)、なんと!ずっと再販を望んでいたSherwood Midi Cupsが出ました!急いで購入手続きをし、Getすることができました!ミニカップの部類ですが小さすぎず、個人的にはとても良いサイズだと思います。2023年はミニカップとしてPaul FoxのMini Combo CupsとRiser Mini Cupsも紹介させて頂きました。Riser Mini Cupsに関しては、2023年に購入したものではありませんが、改めて素晴らしいカップであることを感じました。

Brett Sherwood Midi Cups Nickel Plate Straight Set - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

Riser Mini Cups and Balls by James P. Riser - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 12月にはJoe Givan氏の「Gumball Machine」を記事にしました。「The Koornwider Kar」と同様にいつか紹介したいと思っていた大好きなマジックなので、紹介できてよかったです。なかなか実演できないマジックですが、また是非実演しようと思ってます。

Gumball Machine by Joe Givan - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 そして、2023年のトリとして、TOTマジックのカップセットを紹介しました。箱や冊子にこだわりの感じるセットで、カップも個人的には好みの大きさ、重さのカップです!

TOT Cups and Balls Combo Set by The Orange Tree Magic - カップ&ボールのカップ中心にいろいろ紹介

 と、2023年も様々なカップを入手し、紹介できました。まあ、なんだかんだといって毎年カップ関係の商品はリリースされますよね。2024年も素晴らしいカップやその手順に出会えることを期待しています。

 さて、毎年書いている「今年のカップ」ですが、今年いいなぁ!!と最も感じたカップはやはり「Sherwood Midi Cups」ですね。今年リリースされたカップでは無いですが、やはりよいです(笑)また、「Riser Mini Cups」も「いい!!」と再度かなり感じたカップでした。


 最も手に持って遊んでいたのは、Pipoのミニカップと自作Presti Cupでした。Michael Maminskas氏の手順に影響を受けてPresti Cup付属のウォンドの代わりにChopについていたシャーピーをSherpaに入れてちょっと高級感を出したものを使ってやってました。

 実は購入したけど紹介できていないカップもいくつかありまして、2024年に少しずつ紹介したいと思っています。また、マジシャンや手順に関しても紹介したいものが溜まっている状態です(;^ω^)。今年もぼちぼちアップしていきますので、どうぞよろしくお願いしますm(_ _)m

 2023年は、上記のように、岸本さんや五太子さんに直接お会いできたのですが、さらにブログには書いておりませんでしたが、あぶくさんにも直接お会いする機会があり、すばらしいマジックも拝見させて頂きました。このブログやXで発信しているからこそ、お知り合いになれた方々ができたことに感謝です!今年ももどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m