高山市を訪れるのは、昨年に続き二度目。
とはいっても、前回はわずかな散策のみで非常に心残りだったから、宇津江四十八滝と同じくリベンジだ。
宿のチェックインには早すぎたが、車と大荷物を預かってもらい、身軽になって街へ繰り出した。
飛騨といえば『さるぼぼ』
いたるところで見かける。
デッカイさるぼぼを発見するや否や、真似っこポーズ。
さるぼぼ効果で、手足が細長く見えちゃう。
街はずれの城山公園を軽くウォーキング。
小高い山って他は、何ら面白みがないからか人っ子一人いない。
一般的な高山市観光には、含まれないスポットのようだ。
アンティークな喫茶店で飛びついたのは、生絞りの『高山産山ぶどうジュース』
甘酸っぱさのバランスが良く、自然の生命力を味わえるワイルドジュースに感動した。
高山陣屋の近くまで来ると『みたらしだんご』の文字が目を射た。
わき目も振らず店まで直行し分かったのだが、高山では『みだらしだんご』と濁る。
しかし、異なるのは発音だけではなかった。
みたらしだんごの甘だれとは違い、みだらしだんごはしょう油味。
これがなかなかいける~香ばしくあっさりと美味。
おかわり~もう一本!!て調子に乗れば、夕飯が食べられなくなるよ、と制された。
まるで子供扱いだ。
実のところ、夕飯が完食できなかったから、周囲の判断は正しかったのだが。。。
『からくりミュージアム』に到着すると、ちょうどショーの開演間際だった。
広い会場に、観客は私達ともう一組だけ。
最前列に腰かけ、間近に見ることができた。
からくり人形の動きから目が離せない。
コマ送りみたいな動きのぎこちなさにハラハラしたり、コミカルな場面に笑ったり。
ほんの一瞬の早変わりには、拍手喝采する。
最後に舞台裏を公開してくださった。
昔の人の知恵と、今なお受け継がれている巧みな操り技に感服するばかり。
人形が運んでくれたお菓子とお茶を、私が代表で頂いたのが何よりの記念となった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます