今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

パリの石灰水に挑む!

2006-01-28 20:16:25 | Weblog

しばらく前に、マカロンさん&フランさんのブログにて「石灰のお掃除」のお話が
お二人の手によってそれぞれに書かれて話題が盛り上がってました。
(マカロンさん→牡蠣殻が効く! フランさん→お酢の効果!)

で、わたしも自分なりのお掃除の方法を書いてみることに。

その前に、「石灰の掃除って・・・?」と思っているオトモダチのために、説明します。
フランスの水は主に硬水で、特にパリの水には石灰成分がたくさん入ってるのです。
この石灰って、“鍾乳洞”を形成してるアレと同じ成分。だから、お水の中に入ってる
石灰成分が蓄積した結果、鍾乳洞の柱ができちゃうワケだから、それと同じ現象が
家の水周りで起こってしまうということなのです。
実際、前のアパートに住んでた時に、ウチの夫が10年ほど使っていた給水タンク
(お湯を沸かして溜めておくもの)の貯水量が減って、二人が続けてシャワー浴びて
いると、二人目の最後あたりには冷水になっちゃう状態でした。で、取り替えることに
した時、“旧・給水タンク”の中を見てみたら・・・・・鍾乳洞状態で、タンクの半分が
石灰の塊で埋め尽くされてたんです。(汗)
おそるべし、石灰。

その、石灰さんの仕業です。↓

この写真で水色の丸で囲んだ部分、白っぽくヨゴレてますよね?
これが「水滴がついて蒸発し、蓄積していった石灰成分」です。
このままずーっと放置しておくと、そのうち本当にガリガリの塊になっちゃう可能性が
あります。(それを除去するための、お掃除薬剤も売られています。)

でも、ワタシが洗面台掃除に使っているのは、コレ!

古いスポンジちゃんで~す。
しかもね、掃除に使ってた時に、裏側のガリガリ部分が ぺりっ と分離しちゃったのを
使ってるの。(笑)
このガリガリ部分だけの、意外に使えるよ。なんてったって薄いからね、細かい部分
も楽々掃除ができる!(ただし、マニキュアしてる人だったらボロボロになるから要注意。)

洗面所の陶器製の部分(お水を溜めることができる部分)全体が、ガサガサした
感じになっているんだけど、それが「石灰」なのです。
石灰がこびりついちゃってるの。
それを、この緑色の「はがれたガリガリ部分」だけを使ってガシガシと腕力でこする!
これがワタシの掃除法。(笑)
そのままお水でサッと流して(←すすぎ)オワリのこともあるけど、上の「はがれた
片割れのスポンジ」を使って手洗い用の液体石鹸で全体を洗ったりも。
そして最後の仕上げは・・・(←ここが肝心ね。)
 スポンジを使って水滴をふき取る のです。

そうして仕上がった状態が、コレ。↓

ぴかぴかでしょう?
上の写真と比べると、違いがわかるでしょ?

お役立ちのスポンジさんたちは、こんな感じでバスルームの片隅に置いて
乾かしつつ保管(?)してます。


写真なのでお伝えできませんが、陶器の部分もツルッツルです。

(水道の首の部分、茶色っぽくヨゴレて見えるのは錆びなんです。古い洗面台なので。)


フランスの“家庭の知恵”では「酢で洗う」と石灰が取れると言うんですが、
わたしは酢のツン!とした強いニオイが苦手なので、できれば酢を使わない方法
で掃除したいな~ということで・・・腕力を行使しているんです(笑)