今日も ぺこぺこ

ジョリ夫婦&ぺこ。3匹とも、今日も元気に「ぺこっ」てます。

モーツァルト生誕250年の日

2006-01-27 17:17:43 | Weblog

最近ニュースを賑わせているのが、この「モーツァルト生誕250年」。
(今日の Google のロゴ、モーツァルト仕様になってて笑えました。笑)

別にクラシックに詳しくもこだわってもいないワタシですが、数少ない知ってる音楽家の中で、
好きな人のうちの一人がこのモーツァルトさんです。
この人のキチガイじみたところが好きです。
繊細でもあり、狂気でもあり。
実際の彼の姿は歴史家の目を通してしか知ることのできない現代のわたしたちだけど、
先日観劇した「AMADEUS」は、映画のアマデウスに沿った内容でなかなかのものでした。
ここでもまた、モーツァルトは天才・狂人として描かれてます。ホントにそういう人だったのか
どうかは・・・タイムマシンで当時に行ってみないとわかりませんねぇ。

わたしはモーツァルトの曲の中で、オペラ「魔笛」に登場するパパゲーノとパパゲーナの
デュエットがとても好きです。
“鳥刺し”(←きれいな鳥を獲って、その羽根を売る仕事)のパパゲーノは独身。
「早くヨメさん欲しいな~、どこかに良い娘っ子はいないかな?」とオペラの冒頭で歌います。
そして、話が進んでいよいよ終盤という時、パパゲーノは森で鳥を探している間に
一人の女性に出会います。その名もパパゲーナ。(←林家ぺー&パー子夫妻か?笑)
そして二人が「パ・パ・・・パ・パ・・・」とデュエットで歌い始め、最後にキス。
こんな素敵な出会いって無いでしょう?
この人と出会うために生まれてきたんだ~! そんな感じです。
(オペラ「魔笛」の中では、夜の女王のアリアも有名ですよね。)
面白いのが、鳥刺しのパパゲーナは鳥の羽を体中にくっつけて「鳥人間」と化した衣装を
着ているんだけど、なんと、パパゲーナも同じような衣装を着て登場するの。
それがなんとも笑えるっ!(まさに、似合いのカップルなのです。)


わたしが大阪に住んでいた頃、一度だけ、クラシックのコンサートに行きました。
「ウィーン・モーツァルト交響楽団」という名前の楽団のコンサート。
“モーツァルト”というだけでは、行かなかったかもしれません。でもワタシを誘ったのは・・・
彼らの衣装! なんと、モーツァルトの当時の衣装を着て演奏する楽団なのです。
(いわば、コスプレ集団。笑)
こんなコンサートは滅多に無いだろうと思って、行ってみました。

最初は無難に進んだコンサートでしたが、後半に行くにつれてだんだんと盛り上がり、
最後の辺りでは、指揮者がなんと客のほうへ向いて、指揮棒ほったらかして両手を挙げて
手拍子の催促。(笑)そしてその場にいた観客が皆、手拍子打って音楽を体で楽しんだ
のです。1曲中ずっと、指揮者は楽団に背中向けっぱなしでした(苦笑)
あんな楽しいクラシックコンサートは、きっと滅多に無いだろうなぁって思いました。

そして、記念にCD買いました。↓

双眼鏡でじっくり観察したんですが、その日の演奏者の中には女性も混じっていました。


ハッピィバースディ! ヴォルフガング!