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動作性優位?

2012-10-19 07:20:10 | ■次男
長男は言語性優位のADHDなので
耳で聞いたことはそこそこ理解できる方。

国会の仕組みや歴史上有名な人の話をすると興味深く聞いてたりするし、
小学校の頃は「何か面白い話して」と何度もねだられた。

一方、目で見たもの、特に活字に弱く
これが原因なのか全くもってペーパーテストで結果が出せない。

あと絵が壊滅的に下手。
中1のときは画伯と呼ばれていたくらい。
家庭の裁縫は、完成品の巾着袋が崩壊していた。


次男はまだ診断名はついてないけど
長男のような言語性優位ではないな、と思ってる。

「あれしなさい、これしなさい」と言っても
まるで何も聞こえてないかのように振る舞うのだ。

それで
「あら?お耳聞こえてないのかな?
 聞こえないんだったら耳鼻科に行って、
 お耳のお掃除してもらわなきゃね。」

と言うと慌てて

「何?何?聞こえてたよ。する!する!」

聞こえてるんだけど耳に入ってないような…
名前を呼ばれて「はい」と返事することもないし。
情報伝達物質の伝達効率が悪いのは間違いない。

それと単語の認識がいい加減。
例えば

めなげ → メガネ
いーにんしゃ → 自転車
ピア → ピアノ
ついちゃん → しんちゃん
ちょーったけ → ちょっとだけ
ボーイン → 病院
シュルパップ → サランラップ
ゴーバッタ → ゴーバスターズ
なくれる → 隠れる
なくれんぼ → かくれんぼ

幼児特有の発音の悪さではなく、
耳で聞いたことを雰囲気だけで捉えてるからだと
最近思うようになってきた。

週に1回の英会話でも、
講師が四角の「スクエアー」を何度もリピートさせるのだけど
他の子は小さい子でもちゃんと「スクエアー」と言うのに、
次男は

「机あ、机あ、ご飯食べるときの?」

いつもこんな感じで
他のお母さんに「ぷっ」と笑われてしまっている。

耳からの情報に弱い反面、視覚情報には興味津々。
強烈な“なぜなぜ坊や”で今日された質問は…

「ゴミ収集車に手を入れたらどうなるの?」
「お掃除したらバイキンマンどうなるの?」
「お友達に優しくしたら神様アハハって笑う?」
「机ってどうやって作るの?」
「イスってどうやって作るの?」
「机作るとこ見せて?見せてー?」

エンドレスな質問攻めは地味にメンタル消耗するが
無碍に扱ってはいけないと必死に答えを探している。

言語性優位でないとしたら動作性優位?

だったら工作とか得意にならないかしら?
お兄ちゃんにはもっと絵を描かせたり
家で工作させればよかったと反省してる。

次男も今のところは同い年の子より劣っているけれども
家で取り組ませたら伸びるかも?休みの日に何かやってみよう。