MacTiger!

Mac、IPOD、音楽、映画、時事問題などについて、疲れたときのストレス発散ブログです。

アップルまたはジョブスのわがまま?

2010-04-12 21:56:35 | Weblog
最近のアップルとグーグル、あるいはアップルとアドビの対立の話題は、かつてのアップル(Mac)とマイクロソフト(ウィンドウズ)の対立を思いだす。マイクロソフト批判、いまでこそなりをひそめたけど、昔は、ジョブスの悪口はすごかった。時代はかわり、いまやライバルはグーグル、アドビなんですね。フラッシュの悪口や、iPhoneSDKからのしめだしは大人気ない気がするが。

でも、みなさん、見かけの対立や悪口にまどわされてはいけない。
アップルは、Macのインテルチップへの移行のときにウィンドウズをデュアルブートできるブートキャンプを導入したのは記憶に新しいし、マイクロソフトオフィスのMac版の販売、開発は継続している。iTunesのウィンドウズ版の開発こそがiPodの販拡に役立ったのはまちがいない。競争しつつも裏で手を結んでいるずるがしこさ。
以前、ジョブスはiPodは動画再生に対応しないと断言していたが、すぐにビデオiPodをだした。一方で囲い込みクローズな販売体系を構築しつつ、売るためにはころっと手のひら返すのもアップルのジョブスの手である。
「囲い込み」を批判されるとDRMフリーを提唱したのも変り身の速さである。
だから、今後、フラッシュ対応iPhoneがでても、アンドロイドがiPhoneで動いてもおどろいてはいけない。予想外にみえながら、売るチャンスをうかがっているのがこの業界だ。むしろ、我々は、ジョブスの商法に惑わされることなく、ユーザーのイニシアチブで利便性の向上をはかっていくべきであろう。その意味で、ちょっと不具合があるとすぐ訴訟するアメリカ人の精神には見習うべきものがある。

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