MacTiger!

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映画評論126「ティファニーで朝食を」(1961年 アメリカ)

2010-01-01 21:09:09 | Weblog
(ストーリー)
ニューヨークに住む男たちを翻弄し自由気ままに生きる女性ホリー(オードリー・ヘップバーン)は、同じアパートに引っ越してきた売れない作家ポール(ジョージ・ペパード)と出会う。ポールは金持ち婦人の愛人で経済援助もうけている。二人はある意味似たもの同士。ホリーは金持ちとの結婚を夢見るが、元夫のドクがたづねてくるが、誰にも所有されない自由な生き方を選ぶ。しかし、ポールの告白に心が揺れていく…ニューヨークを舞台にしたロマンティックコメディの傑作

DVD

(評価)☆☆☆☆
ある意味、汚れ役にもかかわらず、オードリーの魅力は全開の作品。ファッション、デザインのセンスのよさ以上に、オードリーの表情が光る。今日的に視点だと、後半のツンデレ的態度がかわいらしい。着飾っているより、地味な普段着のツインテールも素のよさがでている。
ラストの誰にも所有されたくないというホリーの叫びに対して、愛と所有は別だ、自分で自分自身を逃げるという形で檻に入れているとのポールの反論は含蓄深い。
ラストの猫をはさんだキスシーンは、名シーン。大人による大人のための大人の恋愛ストーリー。古びれない名画です。

予告編


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