今回の尖閣諸島問題について、大前研一がおもしろい評論をしている。
従来の自民党外交の国内向けと外交向けの二枚舌を民主党が理解せず、対立の原因をつくってしまったという。尖閣諸島問題は両国双方とも国内向けには固有の領土としつつ、外交的には「棚上げ」というのが日中友好条約の両国首脳の理解であったが、「国内法を粛々」との対応が、「棚上げ」論を無意味にしてしまったという。つまり民主党が二枚舌外交を理解していなかったということである。
歴史的に見ても二枚舌外交はよくある。日米間の二枚舌外交の例として非核三原則が指摘される。
外交音痴の民主党の政権崩壊予想は、私も同意見だが、今後の対中外交について、これがきっかけで対中脅威論に火をつけたわけであり、棚上げ論では対処できない時代が到来したといえる。つまり、自民党に政権が復帰してもうまくはいかないであろうと思う。
ますます、外交は不透明である。
従来の自民党外交の国内向けと外交向けの二枚舌を民主党が理解せず、対立の原因をつくってしまったという。尖閣諸島問題は両国双方とも国内向けには固有の領土としつつ、外交的には「棚上げ」というのが日中友好条約の両国首脳の理解であったが、「国内法を粛々」との対応が、「棚上げ」論を無意味にしてしまったという。つまり民主党が二枚舌外交を理解していなかったということである。
歴史的に見ても二枚舌外交はよくある。日米間の二枚舌外交の例として非核三原則が指摘される。
外交音痴の民主党の政権崩壊予想は、私も同意見だが、今後の対中外交について、これがきっかけで対中脅威論に火をつけたわけであり、棚上げ論では対処できない時代が到来したといえる。つまり、自民党に政権が復帰してもうまくはいかないであろうと思う。
ますます、外交は不透明である。
失礼します。
http://blog.livedoor.jp/haru1106/