玉川な日々

一日の疲れは玉川に流して・・・

保守の再定義

2011-04-24 08:02:09 | 左様出尾蛇瑠
次の伊藤さんの話を聞くと、オバマが2009年にプラハで核廃絶へ向けた演説をした後、共産党の志位委員長が大喜びして、戦後占領軍のお先棒をかついで戦前日本全否定と反核運動をしてきたことをオバマに褒めてもらいたくてなんどもラブコールしていたのを思い出す。

【伊藤貫】日米関係の真実[桜H23/4/21]

売国勢力として志位さんはまだ可愛いほうで、一番の売国は吉田茂とそれにつづく親米保守の自民党だったということになる。

政治における保守っていうと中身がはっきりしないあいまなものだったが、これからは「目先の私的利権を守ることに政治権力を最大限利用しようという一派」と定義すればスッキリする。

伊藤さんの定義によると、護憲左翼(社民、共産党、社会党、民主党)と親米保守(自民党、みんなの党)をあわせたら政界ほとんどすべてこのカテゴリーじゃないですか。

これじゃ、どっちに転んでも良くなる訳ないのは自明の理というところ。

二大政党制って、親米保守か護憲左翼を選ぶことだったら、なんたるこっちゃアホくさとそっぽを向く若者が一番賢いというこになる。

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リアリスト派がいうように、核兵器もてばいいなんて単純なもんじゃないし、一番の問題は相手を謀略にしろワイロにしてもこちらにヒレ伏させる能力も戦略も人材もまったく不足していることが問題でほとんど実現不可能なところが、絵に描いた餅を喰って満腹感で喜んでいるようで空しい。

この65年、そういう人材を作ってこなかった代償は計り知れないほどですが、不幸中の幸いで東大を頂点とする日本の大学がバカ養成所で、とくに政府と政界あたりに、とりわけ最高の無能偏差値が吹きだまっていることを、原発事故による放射能が鮮明に映しだしましたし、国民もはっきりこりゃダメだと認識をしてしまいました。

まずは、そこから刹処分して浄化することから始めれば、意外と早く再生できるかもしれないとの希望が見えました。

天災の威力はすさまじいものです。